私は拒食症の頃も吐いていたのだが

それは

実家にいたのでみんなと食事を

しなければならなかったからだ。

揚げ物だってでるし、とても辛い食事だった。

なるべく減らしてご飯は

茶碗の3分の1とかにして食べていたけど

それさえ許せなくて

食後に吐いていた。



 なので、過食嘔吐になったのは

なるべくしてなった、ような気がする。



過食嘔吐するときに

何を食べるか悩むのだが

大体が吐きやすい食べ物だった。

パンは詰まりやすいと聞くので辞めていた。

麺類、納豆は必ず食べていたと思う。



完全に吐けなかった時を考えて

1番最初にはサラダを食べていた。

胃に残った時にできるだけローカロリーで

あって欲しいから。



吐く時は水を大量に飲んでいた。

トイレにも持っていっていて

途中、吐きづらくなると水を追加で飲んで

残りを吐き出す。

 


よく、過食嘔吐でトイレを詰まらせた話を聞くが

私は定期的に流していたので

トイレは詰まったことは無い。

しかし、よく

うちの排水管詰まらないかな…とは

思ってはいた。



過食嘔吐の頻度は毎日ではなかったけど

週3くらいはしていたときはある。

過食嘔吐に疲れてくると

拒食に戻る。

大体その繰り返し。

それを10年はやってきたのだから

体は大丈夫なのか?と思ってしまう。



血液検査では

低コレステロールが治らなくなった。

拒食症になると栄養障害で低コレステロールになりやすいらしいのだが

それがちゃんと食べる今になっても治らない。



体というのは壊すのは簡単で

治すことはとても難しいんだと思う。



普通に食べられるようになった今

子供たちに好き嫌いなく食べなさい、とか

残したらダメ、なんて言っているが

食べて吐くなんて行為は

食べ物を粗末にしてるし体に負担がかるし

良くないことだとは

過食嘔吐の時だってわかっている。

  


わかっていてもできないのは

頭では処理できない感情を

吐くことで気持ちを吐き出しているのだからだと思う。

だから、気持ちのコントロールを出来るようになれば過食嘔吐はおさまって

来るのでは無いかな、と思う。



なんだかわからないけどイライラする

そういうとき

過食嘔吐以外の気分転換の仕方を

用意できるようになるのはいい事だと思う。

カラオケでもいいし、ショッピングでもいい、

それが美味しく食べるデザートなんていうものに

なっていけば

治っていく道が近くなってきているのでは

ないかな、と思う。



私は旦那さんと出会って、

付き合って3ヶ月で結婚したのだが

付き合っている間も旦那さんは有給を取って

2時間半の通院を付き合ってくれ

先生の話もちゃんと聞いてくれた。

理解者ができたことにより、モヤモヤした感情になった時相談できるようになった。

それが回復に向かう近道になった。



感情のコントロール。

まずはそこからやってみてもいいのではないだろうか。