2人目を妊娠した時

長女は1歳4ヶ月だった。

悪阻が始まり、家でなかなか見ていられなくなり

市の子育て支援課さんのすすめで

一時保育を活用するようになった。



とはいえ、すぐには使うことができず

申請や、いる物を揃えたりと

準備に時間がかかった。



晴れて一時保育で行くことになった時

結構悪阻も重くなっていて

ヨダレが飲み込めないヨダレづわりで

手にいつもビニール袋かペットボトルを持っていた。

一時保育は週三回まで、と決まりがあったので

フルの週3回行かしてもらった。

長女は一歳四ヶ月でやっと歩いたり、喋ったりした少々マイペースな性格だったが

保育園の刺激を受けてより成長がみられるようになった。



しかし、もう悪阻限界!

入院する!!!

となった時、さすがに週3回では

旦那さんは仕事が出来ないので

これまた市の子育て支援課のすすめで

未満児さん専用の小規模保育園に入園することになったのだ。

そこは、老人ホームの中の企業内保育園で

家から車で5分のところにあった。



旦那さんはその頃まだ隣の県に働きにいっていたので

(転勤をお願いしていたがすぐには叶わず)

車で片道1時間の通勤だった。

なので遅め出勤、早め帰宅を会社にお願いして

長女の送り迎えをしながら働いてくれた。

旦那さんの会社の人は

長女の出産の時も大変だったことも知っているので、2人目妊娠中も理解があり

むしろ「また今度も双子なの?」と言ってくれたり

「名前考えておくわ」なんて冗談も

言ってくれたりとてもアットホームだった。



小規模保育園は2歳児まで入園でき

全員で15人ほどの保育園だった。

ここの老人ホームは、りんご畑や田んぼを持っていたり、ホールで催し物があると

子供たちが発表したりと

高齢者に触れ合える保育園で

給食もおやつには畑で取れたきゅうりや

ミニトマト、みんなでりんご狩り

はたまた1歳児でも稲刈り体験もさせて貰えて

本当に素敵な保育園だった。



先生方も、とてもよく長女を見て下さり

未満児は毎日のことをお手帳に書くのだが

いつもビッシリ書いてくださってた。

入院中は旦那さんが書いていたので

旦那さんと保育士さんの交換日記のようで

私は面会の時に読む時ニヤニヤして読んでいた。



妊娠中でも、重症妊娠悪阻や切迫早産だと

点数が貰えて保育園に一時的に

入園することができる。

この制度は是非活用してもらって

無理のない妊娠生活を送ってほしいと思う。

保育園に入れるのを躊躇するお母さんも

いるかもしれないが

私は子供たちは他の子供の影響もたくさん受けて

成長していくので

保育園はいい所だと思う。

預けたから、育児していない。とかではなくて

帰ってきたら抱きしめてあげる

お話を聞いてあげる。

それで十分育児してるよ、って言ってあげたい。