前回に引き続き、
「私が公務員を辞めた理由」です。
(というよりも、「公務員を辞めた過程」ですがw)
仕事の辛さが募っていくとともに、
人生1度きり、やりたいことやるぞ
って思い始めてから、
気持ちは徐々に仕事を辞める方向に
傾いていきました。
おそらく、辞める1年半程前頃から
自分の中で、辞めるということを
現実的にイメージするようになっていたと
思います。
(それまではあまり具体的に辞めるって
選択肢はなかったです、たしか。)
それは、ちょうどこの頃、友達から
オーストラリアのワーキングホリデーの
話を聞いたことも大きかったです。
私の友達はグローバルに活躍している子が
たくさんいて、その子もアメリカの大学を
卒業して、その後日本で働いていたのですが、
海外志向の強い子だったので、
前々から
「もし海外に行く機会があったら、
私にも声掛けて!」
って、話していました。
私は、
海外には旅行でしか行ったことがなかったし、
英語も全くできなかったので、
留学や海外生活に対する憧れはあっても、
1人でその1歩を踏み出すことは
実際にはなかなかできなかったのです。
でも、友達が一緒なら楽しいかもって
妄想からの発想ですよね
この軽く投げた球によって、実際に友達が、
私には全く知識のなかった
オーストラリアのワーホリの情報を
くれたのです
「年齢制限はあるけど、オーストラリアの
ワーホリのビザは簡単に1日で取れるよ!
最長で2年いることができるよ!!」
って
その子自身も当時それで渡豪することを
具体的に検討していて、
実際に私より先にオーストラリアでの
生活をスタートさせました。
友達がこうした情報をくれたことをきっかけに、
私もオーストラリアのビザのことや
留学について自分で調べるようになりました
それと、もう1つ書いておきたいのが、
恋愛面についてですが、
この頃私はお付き合いしている人が
いませんでした。
彼氏がいなかった期間、婚活を頑張っていた
時期もありましたが、
残念ながらいい出会いはありませんでした
でも、結婚はしたかったです。
子供も欲しいって昔から思っていましたし。
というなかで、私の中に出来上がっていった
イメージは次のようなものでした。
仕事を辞めてオーストラリアに行くぞ!
英語を習得するために2年は住むぞ!
もういっそ、海外で新しい出会いを
見つけるぞ!
って
この後、
既にこのイメージを持っていた私と、
主人は出会うことになるわけですね
主人とは、共通の知人を介して、
いわばお見合いに近い形で出会ったのですが、
(紹介者の方の意向もあって)
お互い早い段階から結婚も視野に入れながら
接していて、
正式にお付き合いをする前から、私は、
「奥さんには家庭に入って欲しい?
それとも、仕事続けて欲しい?」とか、
「私、2年位留学したいと思ってるの!」とか、
思い切ってかなり突っ込んだ話を
していました
当時の彼はけっこう困った思いをして
いたのではないかしらん
それでも、無事に結婚の話もまとまって、
留学についても話し合いに話し合いを重ね、
(主人としてはやっぱりあまり行って
欲しくないというのが本音ですよね)
お互いに歩み寄った結果、「半年間」
ということで折り合いをつけ、結婚前に
留学の夢も実現することができました
主人は私のやりたいことを尊重してくれる
とっても優しい人なのです
これは今現在もそうです
(ちなみに、色々検討した結果、ワーキング
ホリデービザではなく、学生ビザを取得して
留学に行きました)
そんなこんなで、
30歳を目前に、
仕事のやりがいと負荷、
留学や結婚と、
色んなことを考えながら徐々に気持ちが
退職に向かっていったのではありますが、
私の中で「辞める」と心に決めた決定打が
ありました。
それは(具体的には書かないことにしますが)、
私にとって本当に打ちひしがれて
しまうようなことでした
今後の仕事に希望を見出せなくなってしまった
要因はその辺にもあったと思います
前回の記事から続けて読んで頂くと
わかるように、
仕事面でのマイナス要因が辞めた理由を
占めている割合がけっこう大きいので、
それを「逃げ」だと言われてしまえば
そうなのだと思います
続けようと思ったらその方法はありましたが、
私の中でその選択肢は出てきませんでした
ただ、残られる方への申し訳なさと、
職場には迷惑かけない形で円満に
退職したい、自分なりの責任は全うしたいと
いう強い気持ちもありましたので、
特に辞めると心に決めてからの1年間、
最後まで自分のできることを精一杯
やらせて頂きました
そして、ここまで書いて思うのは、
私にとってこれらは通るべき道だったのかも
しれないということです。
もし、このような仕事でのマイナスの側面が
出てこなかったとしたら、
留学という自分にとって大きな大きな決断は
できないままでいた可能性があるからです。
そして、結果留学できたこと、
結婚して主人の住む街に引っ越しできたこと、
今の生活
に満足しています
公務員生活は初めての社会人として
学ばせて頂いたこともたくさんありました。
色んな出会いもありました。
なので、今はひっくるめて感謝です
こう書けるまでには少し時間がかかりましたが
現在、
「楽しい!できる限り続けたい!!」
って思える職場に巡り会えたので、
とりあえず今を楽しみたいと思います
それでは。
長文お読み頂き、ありがとうございます