今日のピックアップ

 

 

 

作:ジャック・ゴールドスティン
訳:長友恵子

合同出版


えーん おはようございます

 

最近、戦争のことがとても気になります。

他人事だと無関心でいることは、やはり良くないように思うのです。

 

今日ピックアップした絵本は、第一次世界大戦の実話です。

昔から皆、戦争はつらいものだし、戦争なんてしたくないと思っています。

 

週末にロシアののナワリヌイ氏の葬儀にたくさんの市民が参列しており、口々に戦争反対の意を表明していました。

どんな事情があれ、やはり暴力はダメ。子供の頃からそう教わってきたはずです。

それはどこの国もそうだと思うのです。

それなのに、なぜ戦争をしてしまうのでしょう。

 

誰も戦争がしたいなんて思っていない。

人の死を軽く扱ってはいけない。

 

この絵本を読むと、本当に胸が痛くなります。

なぜ、戦争をしなくてはいけないのでしょう。

なんとか戦争を一日でも早く終わらせてほしい。

そう思わずにはいられない絵本でした。

 

今日も素敵な一日にしましょう。

 

ふんわりウイング出版社の紹介 

 

ジュールとジムは、同じ日に同じ村で生まれた幼なじみ。
ジュールより2分早く生まれたジムは、いつもジュールより速く、強く生きてきました。
第一次世界大戦がはじまり、2人は兵隊に行きます。
しかし戦場は壮大で輝かしいものではなく、泥まみれでみじめなものでした。
いよいよ戦争をおわらせることは決まりましたが、11月11日11時、その時までジュールとジムは戦場へ出向くことを命じられます。そして――
実際の出来事から着想を得て作られた、シンプルなメッセージが深く心に残る絵本です。