今日のピックアップ
作:谷内こうた
講談社
おはようございます。
昨日は、関東で春一番が吹きました。
もう春なんですね。
今日は谷内こうたさんの絵本をピックアップしてみました。
絵をみているだけで、音まで聞こえてきそうです。
森の中で聴く楽器の響きを想像するだけで、気持ちが鎮まるようです。
学生の頃、少しだけブラスバンド部に所属してことがありました。
ホルンという楽器を練習していました。
その当時、私はホルンが嫌いでした。
金管楽器より木簡楽器がやりたかったのです。
クラリネットやサックスフォン、フルートなども憧れでした。
また、打楽器にも興味があったのです。
私の希望はことごとく打ち砕かれて、私にあてがわれた楽器はホルンでした。
仕方なく練習していたものの、やはり最後までホルンが好きになれませんでした。
大人になったある日、
ホルンの音楽を聴く機会がありました。
それは、ホルンのほんわかとした音色で心地よく奏でられていました。
私はなんてホルンに失礼な想いを抱いていたことか・・・。
それからはホルンがすきになったのですけれどね。
そんな私の学生時代の想いが頭のなかによぎった絵本でした。
きっとあなただけの想いが、この絵本からあふれてくるに違いありません。
最後の夜のシーンはとても素敵です。
今日も素敵な一日を。
出版社の紹介
森の木漏れ日、それは光と影のオーケストラ。
自転車ででかけたぼくは、森の中にオーケストラを見つけたよ。雲間から太陽が顔を覗かせると現れる、木漏れ日の影。ときに沸き立ち、静まりかえる森の音楽……。