今日のピックアップ


著:安野光雅

出版社:冨山房

 

オカメインコおはようございます。

皆さんは「マッチ売りの少女」というお話しをご存知でしょうか。

この絵本にはマッチ売りの少女が出てくるのです。

この絵本に何故か懐かしさを感じたのは、このマッチ売りの少女の存在だったのかも?

子ども心にマッチ売りというのは過酷な仕事だよなぁと思っていました

日本ではマッチを売っている子どもなんて見たこともないので、自分の想像の中で、寒いところで裸足で、ほとんど売れることもないマッチを街ゆく人に薦める辛い仕事なんだと。

想像できるあらゆる悲観的なことを並べていたように思います。

 

これがもっと楽しいお話の展開であれば、
マッチ売りは楽しそうだなぁと思えたのかもしれないです。

そう思うと子どもの頃に読んだ絵本というのは、案外その人の固定観念を作り上げるひとつのツールになっているのかも。

最近はあんまり可哀想な人のお話しがベストセラーになることが少なくなりました。
昔は可哀想な女の子が主人公のお話がいっぱいありましたよね。

何だか、マッチをすった時の匂いを嗅いでみたくなりました。これって、独特の香りがしますよね。

今日も良き一日を。

ふんわりウイング出版社の紹介

まちに冬がきた。野山にも冬がきた。

山のむこうのずーつと、ずーつとむこうにある秘密の国、「かげぼうしの国」にも冬がきた。
マッチ売りの少女と「かげばうしの国」のみはり番がくりひろげる、ふしぎな、ふしぎなお話。