作・絵:小林 豊

出版社:ポプラ社

1997年11月 初版

 

 

おはようございます。

 

今日の絵本は小林豊さんの絵本です。

今日の「まち」はどこか昭和の風景が懐かしく感じる絵本です。

 

特にダイナミックな物語ではないのですが、

夏休みのある普通の一日が映し出されているだけです。

 

子どもの心にどのように響くのかわかりませんが、

昭和世代の私には街並みが懐かしく、落ち着く感じがします。

小林さんの絵はどこかベージュ系の色が背景にあって、

そんな色合いからも少し哀愁を感じさせるような絵になっている気がします。

 

もう20年も前の話しですが、子どもを連れてママ友と絵本のフェアに行ったときに、

私は小林さんを初めて知りました。

ママ友が小林さんの大ファンだったのです。

この方の描く絵がとても繊細ですごくいいと絶賛していたのです。

 

今、改めて絵本を開いてみると、

なるほど、確かに絵の描き方が繊細だと言っていた彼女の言葉に納得がいきました。

今頃、彼女の言っていた意味がよくわかった気がした今日の絵本でした。

 

今日も素敵な日をお過ごしください。

 

 

ふんわりウイング出版社の紹介

朝早くぼくたち5人はまちの広場に集まる。今日は何をして遊ぼうか? 東京下町を舞台にまちにくらす少年たちの一日を生き生きと描く。