はじめに
息子くん、もうすぐ4ヶ月になります。お世話の様子など載せたいことはたくさんあるのになかなか進んでいません。トップのイラストが描けたくらい。
今日は少し変わった体験のわたしが見た夢のお話をしてみます。出産した後にみた夢のお話です。現実と離れて少しスピリチュアルな話になるかもしれません。
実は妊娠中も不思議な夢を見ていてそれについてはまた後日載せたいと思います。
なんだかとっても気になってネットでキーワードに「妊娠」「出産」「夢」「赤ちゃん」「生まれ変わり」など入れて検索してみました。
すると、妊娠中や出産中、出産後に不思議な夢を見たり体験をされた方もおられるみたいです。ただの夢だとは思うのですが想像するのは楽しいし好きなので載せてみます。
悲しい話も含まれているので、妊娠中の方や繊細な方は読まれないほうが良いかもしれません。ご注意ください。
以下、興味のある方だけご覧ください。
(blogないのイラストや内容はオリジナルのため無断のご使用はお控えください。)
子どもが4ヶ月のある日のわたしの夢
今朝、6時ごろ、子どもが泣いて起きて、母乳をあげて、またもう一眠りと子どもと添い寝していて、不思議な夢を見ました。
目の前に花畑が出てきました。
今は現実の季節は12月で寒い冬なのに、なぜか綺麗にひまわりがたくさん咲いていて、上に1匹の黄色いアゲハ蝶がひらひらと舞っていて、綺麗って眺めている私がいました。
そこからこちらへ向かって走ってきたのは昔飼っていた白い犬の愛犬でした。(ここでは仮名でシロとします。)
「シロ?どうしたの?」
とわたしが驚いて言うと、親戚の叔母の声で、
「それは会いたいから会いにくるのは当然よ。」
と聞こえました。でもその声のする叔母の姿は見えません。
わたしが近くに来たシロを抱き抱えてシロが走ってきた花畑に入ろうとすると、
「うわっ!!ここからは行けない!」
足元を見て叫びました。
花が咲いているのは田んぼで水が張ってあって、足を取られそうになるので花畑の中には行けませんでした。わたしは長靴を履いて花畑の前のあぜ道に立っているのでした。
(あとで考えたらこれ死んだ人が行く三途の川と花畑みたいな?って思ったのですが起きて記憶では川はなくて花畑だけでした。花畑の先に川があるのか何なのかわからないけど。)
わたしはシロを抱っこして、近くの公園みたいなところの子どもたちが遊んでいる他のところに連れて行って、シロにいろいろ見せてあげよう、連れて行ってあげようとしていて、
どんどん奥に進むと、小さな池みたいなところに大きめの魚が数匹泳いでいて子どもがそこに座って触ったり掴もうとして遊んでいました。
「見て、お魚さんだよ。」
と、わたしが言いました。
抱っこしているシロを見ると、シロだったはずなのにわたしの子どもに変わっていました。
驚くでもなくわたしはその池からまた入り口に戻って公園に門があって出ると閉まりました。
そこで目が覚めました。
起きて覚えていた夢の内容を思い出すと、
もしかして子どもは昔わたしが可愛がっていたシロの産まれ代わりなんじゃない?
なんて、そんなはず無い。多分。
そんな不思議な気持ちになり、まだ何もわからない4ヶ月の子どもは目が覚めていて、いつもと変わらず指を舐めていました。
「今、お母さん不思議な夢を見ちゃった。花畑があって、そこから昔わたしが飼って可愛がってた犬のシロが走ってきて、抱っこして歩いてたら途中から〇〇くん(息子の名)になっていたんだよ。もしかして〇〇くんはシロなの?お母さんに会いたくて来てくれてたりして。」
と言うと、わたしを見てキョトンとして、変わらず口に指を入れて舐めたりしていました。
わたしは人から人へ生まれ変わることはあると思っていて輪廻はあると思っているけど、動物から人へはないと思っていて、それなのにどうしてそんな夢を見てこんなことを考えるのかも不思議でした。シロのこともしばらく考えることもなく忘れていました。
アゲハ蝶は妊娠中、産後にとても綺麗な大きいアゲハ蝶が庭に来て実際に飛んでいることも何回かありました。偶然かもしれませんが。
同じようにペットが生まれ変わりじゃないかって思う人や体験がないか検索してみたら、ペットは人に近い存在だから近くに人として産まれてくることがあるっていうスレを見つけたりして。その証拠も根拠もないけど。
ただ見ただけだと思うけど、なんだか複雑な不思議な気持ちになりました。
犬の生まれ変わりなんてことがあるのかないのかわかりませんが、息子が話わかるようになってもこの話はしないほうがいいかもしれないとも思います。息子は人間で犬は家族だけど動物。
でも、もし話してくれたら胎内記憶とかあるなら聞いてみたい気持ちはあります。なぜ産まれてきたのか、お腹の中はどうだったかを話しだす赤ちゃんいるらしいです。
今から犬のシロのことを話します。
ここから少し悲しい話もありますので、妊娠中の方や繊細な方、苦手な方は読むのをやめてください。わたしも文字を打ち込みながら涙が出てきました。
忘れていたからこそ思い出して欲しくて夢に出て会いにきたのかも。
わたしが小学3年生の頃、今からに20年程前になります。
私は親の仕事の都合で転勤しました。その時父が家を建てたので、家族で犬を飼うことに決まりました。
母親の親戚の親戚からちょうど産まれて3ヶ月の子犬がいるからいらないかと言われ、もらってきて飼うことになったのがシロでした。
わたしはシロを家族の中でも1番可愛がっていました。シロは雑種で、白い毛の長い犬でした。
家に来た時の子犬の頃は耳が垂れていたけど、途中から成長するにつれて耳がピンと立って凛々しい顔になりました。
家族皆がシロを可愛がりました。母は餌をあげる担当、父とわたしと妹はよく散歩に連れて行きました。
シロは家族の一員で、海、川、に泳ぎに行ったり山登りもしたことがあります。田舎の祖母の家にも連れて行ったこともあります。米のもみがらが積んであってそこにダイブして遊んだり裏山で一緒に木の実を探したりして探検したりしました。
首輪が抜けて走ってどこかへ行ってしまった時は私と妹は泣いてシロを探しました。結局見つけて連れて帰りましたが。他にも、いろいろな楽しい思い出があります。
わたしはいつもシロのことを気にしていました。芸みたいなのは家族でわたしだけが教えていました。おて、おかわり、待て、よし、とってこい、ハウスなど教えました。
いろいろわたしが教えてできるようになった時に家族や友人に見せては、シロを褒めて、シロは可愛くて賢くてわたしの自慢の愛犬でした。
小学生時代のわたしは転勤した環境になかなか馴染めず、内気で、学校があまり好きではありませんでした。わたしは、子ども時代、シロが居てくれたおかげで学校の話を聞いてもらったり可愛くて毛もふわふわで触ると柔らかくて温かくて、癒されていました。
大工さんに作ってもらった少し大きめの犬小屋だったので親に叱られた時などは、懐中電灯を持って入ってシロと一緒にいました。親がどこに行ったのかと心配して犬小屋を見にきて安心していました。
シロはわかっていなかったと思うけど、シロにいつも学校のこと悩みなどいろいろな話を聞いてもらっていたと思います。
わたしが中学生になり部活が始まると帰りが遅くなり散歩に連れて行くことがあまりできなくなりました。平日は父が散歩に連れて行ってくれました。
散歩にはあまり行けなくなったけど毎日行く前に挨拶して帰ると尻尾を振って鳴いて迎えてくれました。
わたしとシロとの別れは突然きました。シロをもらった母親の親戚の親戚へシロを返すこととなりました。シロの母親犬も亡くなった後だったこともあり、飼ってもらえるとのことでした。突然のシロの里帰りでした。
それから、
「シロは元気にしてる?会いに行きたい。」
と何度も母親に頼みましたが、離れているし、親戚の親戚で遠い間柄なのもあり、なかなか頻繁に会うのは叶いませんでした。
そんな中、1度だけ会いに行きました。
もう歳を取ったから元気なうちに会ってやってほしいとのことでした。
シロに久しぶりに会えるということでとっても嬉しくて前日もソワソワしていました。
父は仕事だったので母と妹とわたしの3人で会いに行きました。
庭に繋がれたシロ。
久しぶりのシロは覚えてくれていて、
「キュワワワーン!」
と甘えた声で興奮して鎖いっぱいまで体を逸らして飛びついてきました。
体は少し細くなって目が白くなっていて白内障になっていました。可愛がってもらっていて母親のお姉さんも近くでよくシロの様子は見に行ってくれていて、わたしたちにシロの様子は伝えてくれていました。
おやつは投げると空中で口でキャッチするのが得意だったシロが、落ちたおやつを探して見つけられないでいました。
人間と同じようにシロは歳を取っていました。
わたしは土のついたおやつを拾い、土を落としてシロの口まで持って行くと美味しそうに食べました。
「また来るからね。」
と言って別れました。
それから数年経ち、わたしが就職してから何度かシロの夢を見ました。
シロが首輪と首輪と紐がついたまま、窓の外にいて、入りたそうにしている夢。脱走して会いに来たような夢。
その後、夢で雨の中シロが悲しそうにして家の外にきている夢を見た時に、親にシロの夢を見たことを言いました。
「シロ、元気かな?なんか変な夢見たんだよね。悲しい顔、声してた。」
母親に聞きました。
数年前から毎年のようにこの時期にシロが会いに来る夢を見ていると。
「もう、シロ、亡くなってるよ。」
わたしの話を聞いて母親も泣いていました。あの後も愛情もしっかりもらって大切に育てられ、老衰で亡くなったそうです。
「なんで教えてくれなかったの!」
と私は怒りました。
わたしが悲しむと思って言えなかったそうです。
夢枕って言うけど、多分亡くなってから何度も会いに来てくれてたんだと思います。
そんなシロだから、もしかしたら、もしかしたら生まれ変わってきてくれたのか。
それか私の潜在意識にシロがいて、創り出した夢なのか。
生まれ変わったわけではないけど、わたしやこの子のことを守ってくれているのか。
この話をスマホで打ちながら、久しぶりにシロの話をして、思い出して涙が止まりません。
あの時、たくさんの愛をくれたシロ。命の大切さを教えてくれたシロ。
ありがとう。
これからもあの時過ごした日々、シロに出会えたことは忘れません。
そして、子どもは犬とは全然違うけど、子どもにはしっかり愛情をもって育てていきたい、大切な家族だから。機会があれば動物も飼わせてあげたい。
そう思いました。
動物もいつかは
さいごに
さいごまでご覧いただきありがとうございます。
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それでは、また。