生まれてから、否定されつづけ、幼稚園に入り、自信はないのに承認欲求ばかり強くなったわたし。


その頃は、大好きなお友達?ターゲット?を見つけては、その子にかまってかまっての執着をするようになりました。

みんなが幼稚園という社会に出たばかりでよく分からないなか、私は、仲良しの子(女の子も男の子も)が他の子と仲良くしているのを見るだけで泣きわめき、愛情の裏返しでイジワルをする、、、、そんな状態でした。。。


もちろん、自分はお友達が大好きでだからこそ、振り向いて欲しいし、かまって欲しいし、遊んで欲しい。なのに、イジワルをしてしまって、嫌われる。。。


大人になって考えると、ごく当たり前の流れ(笑)


そして、これは、一種の依存からの束縛。そんなこと、この時は分からないし、この感情が後の恋愛にも関わるなんて、この時は知る由もありませんでした。


でもね、子供の頃は、どうしたら親やお友達の氣を引けるのか、そればかり考えて必死だったんです。


そんなこんなで、幼稚園で嫌われ者になった私の承認欲求は更にエスカレートしました。


その流れでの小学校入学。ここから、私は変なヤル気スイッチが入ってしまったのです。。。


《小学校》


私には4歳上の姉がいます。子供の頃、病院で知的障害と言われました。

しかし歯科医開業医の父がそれを認めませんでした。その為、姉は半ば無理矢理、私立の小学校に入学しました。

学校では勉強に追いつける訳もなく、上手くいかなければ癇癪を起こして椅子を投げたり、泣きわめく。そんな中、昭和の学校だから先生に叩かれたり、、、。

私が同じ小学校に上がった時は、姉はいじめられっ子になっていました。

当時の世の中、知的障害とか発達障害とか、目に見えない障害に理解が少なく、そこへきて、私立なんかに入学したもんで、そりゃ大変でした。


私も私でお友達と上手く馴染めず、家では祖母からの私と母に対する罵りが激しくなり、姉が学校でのストレスを家で発散させて父が怒鳴り叩く。

それを見て、母と父が喧嘩になりいつも感情がぐちゃぐちゃになっていました。

母は毎日のように泣き、それを見ながら私も泣きながら母を抱きしめる。

この頃から、私は正義感が強くなり始めていました。


そんな矢先です。小学校で男子から「お前のねぇちゃん、いじめられてるよ!」と声をかけられたのです。その場所まで走っていくと、言われた通り、姉が同じクラスの子にやいのやいの言われていました。どうするべきか、暫くみていると、その同じクラスの子が姉の頭を小突いたのです!

その時でした。私は氣がつくと、その同じクラスの子を平手打ちで吹っ飛ばしていたのです、、、、


そして、姉の手を引き泣きながら家に帰りました。

もちろん、学校からは電話が来ており、母は呆れ顔でした。

しかし、私の中で、姉を助けた!と言う思いが自分勝手な高揚感になり、認められたい!と言う承認欲求と、誰かを助けた!と言う正義感がガッチャンコしてしまい、どんどんヤバい方向に行くのです。。


いじめられっ子をいじめから救うために、噴水から落としたり、ズルをして先生から褒められた子に水を吐きかけたり、、、、、


その為、何度、母が学校に謝りに来た事でしょう。そして、何度、カウンセリングルームで反省文を書いたことでしょう。。


あぁ、、、、書いているだけで、自分の心が苦しくなる。。。そのくらい本当に酷かったです。。


あの時、私に倍返しされた方々、本当に申し訳ございませんでした。。。


禅の教えで、正しさに囚われるな!と言う教えがあります。正しさを主張しすぎると、それはもはや悪になりうるのです。


それが本当に良く理解できます。


私の承認欲求はどうなっていくのか。。


つづく、、、、