久しぶりの投稿になります。


入院後より、連日夜中になると前駆陣痛に悶えていました。

その度にNSTで確認するも、「小さな波は定期的に来ているんだけどね」と陣痛ではなく子宮口もなかなか開かず、毎晩眠れない状況でした。


子宮口が開き辛いのに帝王切開じゃなくて大丈夫かとても不安でしたが、先生から帝王切開にするか尋ねられた時に返事ができませんでした。


また、その前日頃より排便と排尿がしづらくお腹がさらに張って痛い感じが続いていて、これが普通なのか異常なのかもわからず看護師さんに聞いてもはっきりと答えてはもらえなかったのでさらに不安になっていました。


4/1赤ちゃんの状況的にこれ以上陣痛を待っていられないため、とうとう風船治療を行うことになりました。

翌日は陣痛促進剤の点滴を開始予定でしたが、それをしたら私のお腹は破裂するんじゃないかと少し諦めみたいな気持ちになっていました。


主治医の代理医師にて風船治療をされ(今までの痛みとさらに風船の違和感がありました)病室に戻りNST装着後、担当看護師さんが私の点滴をしようとしている最中に赤ちゃんの心拍が落ち始めました。あぁ、もうだめなのかなと弱気になりました。

10名くらいの看護師さんが集まってきて、あれよあれよと風船を抜き分娩室で帝王切開の準備をして、そのまま緊急帝王切開になりました。


手術室では下半身のみの麻酔で、赤ちゃんの産声を聞いた瞬間に感動して涙が出ました。私よりも赤ちゃんの方が生きたいと強く思っているんだなと。

初めて小さな顔と手を触り、泣き声を聞いて、愛おしく感じました。

軽い鎮静をかけてもらって、久しぶりに眠りました。赤ちゃんはそのままNICUへ

NICUの面会は赤ちゃんの両親のみのため高齢の両親は初孫の顔を見ることすらできず、立ち会いのみで帰宅でした。本当に申し訳ない気分です。


翌日赤ちゃんに会いに予約していましたが、出血が多かったらしく貧血で立ち上がることができなかったため会えませんでした。


出産翌々日にやっと赤ちゃんに会えました。

抱っこして哺乳瓶でミルクを飲ませて、私の赤ちゃんなんだなと不思議な感覚でした。


このまま一緒に退院できたらどんなに幸せだろうと思います。


あと数ヶ月入院したのちに心臓の手術を受けます。

それまでに自分の気持ちがどう変化していくのだろう。


かなり重い内容ですが、ここに綴らせていただこうと思います。