隅内かなです

さっき、《甘々と稲妻》っていうアニメを観ていて、その回は、風邪を引いて具合悪いお父さんの為に、幼稚園児の娘が内緒で一人で家を出て、頑張って仲良くしてもらってるお店に向かうっていう内容で……。
内容まではすべて一緒じゃないけど、私も、多分幼稚園か小学低学年くらいの時に、家族に黙って勝手に自転車でお祖母ちゃん家に行った事を思い出しました

外で遊んでて、なんかふと、急にお祖母ちゃん家に行きたいなって思って、道も覚えてるし、車で10分くらいだったから行けるだろう

向かってる最中はもうワクワクで、その頃好きだったアニメキャラクターになりきって、《行ける!頑張れ!》とか言いながら自転車漕いでたのを覚えてます。笑
もちろん、お祖母ちゃん達にも、親にも何も言わずに来たので、私が一人でお祖母ちゃん家に着いたとき、お祖母ちゃん達はびっくりしてたのを思い出します。
当然その頃、親が急にいなくなった私を探していたそうで…
お祖母ちゃん家でオレンジジュースを飲んでいるときに、親から電話がかかってきて、その後はお母さんが車で迎えにきてくれました。
今思えば、凄く心配かけたなと感じるけど、当時は子供で、一人で誰の力も借りずにお祖母ちゃん家に行けたという達成感に満足してました。笑
だから、その事に対して怒られたっていう記憶がない。。。笑
達成感が勝ったもんだから(笑)
今回の《甘々と稲妻》観て、勝手に出て行った娘を見つけて、《一人で勝手に出て行くな!》と怒鳴ったお父さんの気持ちが、痛いくらいに心に刺さって、気づいたら涙が止まらなかった。
その時の記憶も蘇って、お母さん達もこんな気持ちだったんだな、って今更感じました。
あの時は、心配かけてごめんなさい。





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隅内かな
