昨日、アメリカの消費者物価指数が市場予想より低く発表されました。
これはアメリカでインフレの心配が少なくなったことを意味します。
インフレの心配が少なくなれば、株価は上昇します。
なぜなら、利上げをしなくてもすみそうだからです。
最初から説明します。
インフレは通常、好景気を伴います。
なのでインフレを抑えるためには好景気を引き締めます。
好景気を引き締めるためには金利を引き上げます。
金利を引き上げると株価は下がります。
今、アメリカはインフレの心配が少なくなりました。
利上げをしなくてもすみそうなのです。
利上げを停止すると株価が上昇するのは先述の通りです。
昨日の250円近い日経平均の上昇は
アメリカの消費者物価指数の発表が原因と言われています。
やはり相場の流れを掴むためにはマクロ的な観点も必要ですね。