先日 洗浄したヨタハチのガソリンタンクの続きです。

 

ピカタンZを満タンにした翌日、

 

酸性の洗浄剤なのでアルカリ性洗剤で中和しながら洗浄します。

 

まず洗浄剤を抜いたら4方向から洗浄、確認ができるよう穴をあけます。

 

ヨタハチのタンクは中にX型の隔壁があるので給油口やセンダーゲージ取り付け穴からだけでは

 

隔壁の裏側まで綺麗に洗浄することができません。

 

出来ている場合もあるかもしれませんが見えないので確認のしようがありません。

 

市販のタワシやスポンジでは届かない場所も、ゴシゴシ掃除できるように延長したスポンジも準備が必要です。

 

4方向の穴+鏡で綺麗になってるのを確認したら溶接で塞ぎます。

 

 

溶接した裏側はどうなってんの? ですが

 

隙間のない蓋を準備してTIGで綺麗に溶接すれば問題無しです。

 

それでも溶接するよりしない方が良いと思いますが

 

ヌメリが残ったままコーティングするよりは100倍マシです。と思います。

 

道具がない環境ならコーティングはせずに洗浄だけにするのが良いと思いますよ!

 

 

洗浄液を抜いてからコーティングまでは最短時間でできるよう、乾燥させる環境も大事です。

 

事前に作っておいたエア抜き口から水が抜け切るので乾燥までの時間短縮に効果がありました。

 

コーティング剤をいれる時もジャボッと入れるのではなく、注射器にノズルをつけて

 

グルグル回しても届きにくい箇所に吹き付けておくと塗り残しがなく確実なコーティングができます。

 

特に隔壁があるタンクはケチらずに多めに使うのが良いと思います。

 

 

 

洗浄で空けた穴は塞がっているので裏側がどうなっているかは確認できません。

 

なので経験とグルグル回し続ける体力が重要になってくる作業です。

 

あとは しっかり余分な液を抜き取ることが出来ればバッチリです!

 

 

↓これはヨタハチのエキマニ

純正を再現するのにプレスのフランジ 三角バージョンを作ってみました。

ステンレスと鉄 35φようです。