夏前に入庫したヨタハチですが、順番に整備を進めていますが

 

やることいっぱいで、なかなか終わる気配がありません。

 

走行テストでは目立っては気になりませんでしたがジャッキアップしてタイヤを回すと

 

ゴリゴリ感が伝ってきたのでリフレッシュします。

 

片側のRシャフトベアリングが駄目になっていました。

 

自作SSTでリテーナーとベアリングを同時に抜き取ります。

 

サイズの大きいベアリングなので本来のより強度や耐久性には期待できるのかな??

 

サイドベアリングの片側が駄目でした。

 

リングギヤ歯面も駄目でした。3.9なので惜しくはないですが・・

 

走行テストでベアリングやギヤの異音が目立たなかったのは

 

いろんな異音が入り混じって何が何だか分からなかったのが理由ですね!

 

高速道路の移動が多いとのことですので、3.3新品ギヤに変更します。

 

アルミキャリヤなので塗装を落としてピカっと光ってもらいましょう!

 

DピニオンベアリングのF側、2個並んでるのは製造廃止ですし規格品でもありません。

 

内径が同じものを探し、外径と厚みを変換するものを作りました。

 

①外径変換アダプター製作

②ベアリング押さえナット 内径拡大

③コンパニオンフランジ短縮

④ワッシャープレート製作

 ※四ツ葉オートさんの3.3をアルミに使う場合はベアリングが純正でも④は必要です。

 

デフケースのフランジが厚いタイプと3.3を組合す場合は

リングギヤボルトがキャリヤに干渉する可能性がありますので

干渉する場合はSGワッシャーを薄いのに変更するかキャリヤを削って対応します。

そしてサイドベアリングのアジャストナットにスペーサーを追加する必要もあります。

オイルシールも入手できないので変換アダプターを作ります。

 

 

完成!

 

Dピニオンベアリング R側は特殊でどうにかできる目途が経つ可能性がかなり低いですが

 

F側がうまくいったので大きな前進です!駄目なのはこっちが多いしね。