割合チープな袋が付属していますが、本体、鍋、蓋、器、スプーン&フォークがきっちり収まります。
全部広げるとこんな感じ。一時期結構使い込んだので使用感はあります。器は昔の駅そばとかを思い出します。
本体ですね。トップに使用感の焼け跡が見られます。太い電源コードが下に巻かれています。
裏面です。正直このアースが邪魔。多分諸事情で付いているんでしょうが、こんなの実際にアース取る人なんてまずいないと思う。
電源切替ダイヤルです。220Vで使う頻度は圧倒的に少ないので基本は100Vで使う事が多いです。気になるなら出発前に設定しておくほうがいいと思います。電圧設定に関してはマニュアルにもうるさく書いてあったとおもいます。各国の電圧事情はそれぞれご確認ください。
ハンドルが折りたたみ式のアルミ鍋です。既に何故か2箇所ほど凹んでいますが、まあ気にしない。
このチープな器・・・これに関しては後ほど。
スプーン&フォークが蓋に固定出来るようになっています。
蓋ですね。蒸気を逃がす用途の穴が隅に空いています。
今回はサッポロ一番の醤油味を作ってみます。
規定量の水を鍋に入れて本体の上に置いて、コンセントを差し込んでスタート。スイッチもない強烈な仕様です。一応本体には安全装置があるようで(サーモスタット?)、規定時間か規定温度か分かりませんが超えると一旦安全装置が作動して入電しなくなります。ですので長時間使用される際はこの点ご注意ください。
まず、この鍋では水の量がわからないので、計量カップを持参するかカンでやるか・・・まあお任せします。
水道水(温度?5月の温度です)そのままから沸かして15分ほどでようやくこの状態。基本はボコボコ沸騰しないと考えているので概ね15分で(勝手に)OKと判断しています。
麺を投入。基本は麺がほぐれたらOKとしています。ほぐれる程度位までだと3分はかからないです。
そのままスープを投入。別に器に移し替えてからスープを入れても問題ないです。
器に入れ替えて完成。一応これで食べれますが、言いたいのは正直このチープな器で食べても(私には)全然美味しくありません。メリットは本体と一体で片付けられる事で省スペースになる事以外はちょっと思いつかない。ですので、出張時はいつも別の器を持参しています。器、皿、コップ、箸、この辺りは事情が許すならお好きなものを持参されるのを強くお勧めします。
似たような製品でカシムラのワールドクッカーというものがあります。ほとんど同じですが、カシムラの方はスイッチがついています。あと両方を比べると微妙にサイズが異なります。以前持っていたのですが故障したため廃却して買い替えたのがこのヤザワのトラベルマルチクッカーになります。両方使った個人的な意見としては正直どっちでもいいです。性能もなにもほとんど変わりません。辛うじて使えるというのが正直な感想で、それ以上でもそれ以下でもない。これしか選択肢が無いので使っているという言い方がまさに正しいと思います。例えば、もう少し火力があるとか、熱量の調節可能とかそのあたりが充実していればとは思います。