不要不急の外出を控えましょうという事を大半の皆さんは律儀に守っておられるのでしょう。私も家で料理したり庭の草抜きやったりとそれなりに有意義に過ごしています。問題は痛風になって足が痛いという事ですが・・・

 

さて、この関連でここ一ヶ月ほどDR.J LED プロジェクター 小型 2400ルーメンに関して書いた記事だけが、ずっと突出して閲覧されている状況で、そこまでならもう一度試してみようかなと引っ張り出して設置してみました。

 

 

こんな感じの非常にチープなプロジェクターですね。今アマゾンで調べてみると

この私が購入したものはどうも既に廃番となっている様子で、今は

 

DR.J LED プロジェクター 小型 4000ルーメン 1080PフルHD対応 [720Pネイティブ] HDMIケーブル付属 台形補正 パソコン/スマホ/タブレット/ゲーム機など接続可能 USB/マイクロSD/HDMI/AV/VGAサポート 標準的なカメラ三脚に対応 3年保証

 

まあ日本語が相変わらず微妙ですが、2400ルーメンから4000ルーメンにスペックアップで720Pネイティブ(1280*720)となっている様子(ほんまか?)。売り切れのため価格は不明です。

 

ちなみに1000を超えるようなすさまじい数のレビューがあって、最近こういうのまともに信じたらだめです。理由はちょっと何ですが、このレビューに信用性があるかはサクラチェッカーというサイトでチェックしましょう。

 

サクラチェッカーの結果

 

まあ、なんでしょう。結果から考えると、この値段でこのスペック!すごい!と素直になっちゃう人は購入されないほうがよろしいかと。まあ、こんなもんやろと考えられる(または対処出来る人)なら良いかもしれません。

 

おそらく皆さん在宅で何をして楽しもう?そうだ!というような感じで大人気なのか(それとも生活関連用品を優先しているのか)品切れ状態だそうです。まあ、発送元の中国からの便も少なくなっているのか定かではありませんが、入手困難なのでしょうね。

 

さて、これらのプロジェクターに共通するのは光源がLEDなので球切れの心配をしなくて良いというのが利点ですが、この4000ルーメンの機種は知りませんが、私の2400ルーメンね。どう考えてもそんなにあるはずが無い(そこまであるなら部屋の電気点いてても見れるわ!)。実際明るい部屋では全く使い物にならず、夜か部屋を真っ暗に出来る環境でなければまず無理です。

 

さて、入力は極めてシンプル。私はFire HD Stickを接続するのでそのままHDMI端子に刺すだけ。あとは三脚に立てたらセット完了(机に置いてみたのですが焦点距離が遠すぎてスクリーンからはみ出てしまいましたので、結局三脚にセットして位置調整。

余談ですがコンポーネントの変換ケーブルもついていますので、それがしの機器をお持ちの方もD-subもついていますのでPCとの接続もOKです。

 

 

とりあえず適当に再生してみました。上はおなじみ孤独のグルメ台湾編。五郎さんが鶏肉飯(ジーローハン)とおかずセットを食べているシーン(撮影位置が悪くて、補正してトリミングしています)。もう一つは台湾に行ってみたい人”必見”のサンエン台湾からの1シーンです(私が再び台湾に行きだした頃、最初の頃は通訳さんといっていましたが、自身で移動する必要が出てきて、おい中国語も電車の乗り方も知らねえ!でYou Tubeをさがしてたまたま見つけたのがこのチャンネルでそれから随分と彼らにはお世話になっています・・・先方さんは私の事なんぞしるはずもないですがwww)

さて、余談はこれくらいで、結局このプロジェクターどうなの?と聞かれて正直に答えると、基本的にレンズの性能がだめだめすぎ。焦点を中央に合わせると端がボケる。字幕が小さい映画だとちょっとしんどいですね。あと、基本的な色合いがかなり変なので、色の調整は必須(カラープリセットは電源落とすたびに初期状態になるとレビューされていた方もおられたようですが、確かそうだったか違ったか・・・覚えていません)。入力は1080Pでも問題ないですが、そもそもの液晶の解像度の800*480にダウンスケールされます。このダウンスケーラーが結構だめだめで、こまかい字はかなり潰れてしまいます(字幕程度なら問題ありません)。

良い点は、やはり光源がLEDなのでスイッチ入れたら即起動する所ですかね。あとUSB端子がついているので(給電可能かは知りません)、USBの中に写真なんか入れておくと見ることができます(動画も再生できたような気はしますが、覚えていません。試す気もありません)。なんかよく見るとSDカードも刺せるのかな?

確か当時の売価8,000円くらいでどこまで求めるねんと言われると厳しいですが、まあこんなもんやなという商品ですね。

 

さて、実は昔似たようなスペックのプロジェクターを持っていまして、それで自宅でホームシアターを楽しんでいました。単純に比較してみたらどうなんだろうかと気になり、地下の収納庫から今朝引っ張り上げてきたのがこれ、

 

 

パナソニックTH-AE100という当時ホームシアターブームの走りの(と思う)機種です。

実はスペックは上のプロジェクターとあんまり変わらず、

 

ランプ出力:700ルーメン(ただし、こちらはハロゲンランプなのでLEDとは異なります)

画素数:約124万画素。これはドットに直すと858*484になるそうです。

とっくの昔に廃番の機種ですが、一応参考資料がパナソニックのホームページに残っていたのでご参考までに

 

TH-AE100

 

実はこの機種が出た当時って、ちょうどDVDの普及期でそれに合わせてワイドスクリーンでプログレで再生出来るというのが売りだったようですね。なので入力端子も今では見かけない赤、青、緑のコンポーネント端子とSビデオ、コンポジット端子、D-subがついています。さあてこいつにHDMI出力のFre HDをどうやって接続するかですが、必要は発明の母。ちゃんとD-subから変換できます。

 

 

これですね。HDMI-VGAコンバーターを使って変換。ただしコンバーターから出ているHDMIはオスなので

 

 

このHDMIコネクタを使ってFire HDと接続・・・あーめんどくさい。いやもうマジでここまでせなあかんか?と自分で呆れ返るくらいで。それよりよくこんなもん家に転がっていたなあと。なんの用途でいつ買ったのか全く不明。

 

 

音はアンプを駆動させるのが面倒なのでいつものJBL Go2さんに頼みましょう。ほんとこいつ良いやつです。

ここまでセットしたらあとはスクリーンに映し出すだけ。

 

 

カメラの関係で青みがかって見えますが写りは格段に良いですね。このシーンは(もういいか)。やはりドットは上のプロジェクター同様見えます。これは低解像度の液晶プロジェクターの宿命ですね。気にならないと言えば気にならない。

 

 

名作映画からのワンシーン。何回見てもかっこいいわ。ちなみにこの時トム・クルーズさんがかけていたサングラスはレイバンのアビエイターというサングラスで、これに憧れてかけていますが私がかけるとどうしてもあっち系の人に見える・・・らしい。

 

 

もういっちょトム・クルーズさん。色を見ていただけると(この当時の機種としては)大体いい感じなのがおわかりいただけると思います(若干ですがプロジェクター側で補正しています)。

 

まあ、この手のプロジェクターって欠点はハロゲンランプが交換式という所ですね。調べると汎用品で17,800円でした(結構高いね)。一応純正の予備は一つあるのでしばらくは不要ですが・・・

 

今は大画面TVもお手頃になったので敢えてプロジェクターもどうかな?とも思いますが、みたい映画があればこれで楽しむのも一つ楽しいですね。