のっけからなんですが、ここで完全ん椎名誠風スパゲティと言い切ると大ファンの方に総ツッコミ入れられそうなのであくまでも(な感じの)にしときます。
 
椎名誠さんと言えば超有名な作家ですが、私が20歳前後の頃アウトドアにどっぷりハマって(今も芸人さんがキャンプブームを牽引しておられますね)、その流れで彼の著作を買い漁っていました。その流れで野田さんの本とかも一通り揃えていましたね。
 
さて、アウトドアとはあまり関係ありませんが彼の著作の一つである、全日本食えばわかる図鑑というものがあります。これは、ビッグコミックスピリッツ(懐かしい)に掲載されていたコラムを集めたもので、内容的には意味があるんだかないんだかなのですが、その中で気になったのが彼の作るスパゲティです。
 
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家にあった文庫本を引っ張り出してきました。1993年第21刷とありますので、購入したのは学生の時ですね。
その中の挑戦料理は男の料理というコラムの中で紹介している(以下引用)
しかし、ぼくが一番好きなスパゲッティの「のっけもの」は、もっと簡単なものだ。
それは「ショー油とマヨネーズ」なのである。あっつあっつのバターまぶしのスパゲッティの上にマヨネーズをのせる。その上にショー油をたらし、すばやくかきまわしてワッという具合に食べてしまうのである。これが一番うまい。
この一文に当時大いに感動?した若かりし頃の私は彼の書いてある通りに作ってみました。が、思っていたほど美味しくない・・・どうもショー油を入れすぎたようでなんとなく醤油辛いだけのスパゲッティとなってしまいました。
彼の他の著作「ひるめしのもんだい」の中でもこのスパゲッティに関しては触れられており、その際には鰹節を投入するそうで・・・確かにこれならより味わい深い?よなあと納得。
 
まあ、実際そんなに作るわけではありませんが気の向いた時に極々たまーに今でも作ります。
ここのところテレワーク続きで昼食は家族で食べているので、一人で作ることはあまりありませんが、それでも最近どうしても食べたくなって作ったのがこれ。
 
 
あくまでもそれ風なのでレシピは異なりますが、ちょっと書いてみましょう。パスタは正直何でもいいです。たまたま出張にもって行こうとしていたセブンのパスタが余っていたのでそれを1束使用。規定時間茹でたら更に入れて醤油(鎌田のだし醤油もいいですが、最近はキッコーマンのしぼりたて生醤油がお気に入り)、マヨネーズ(私はキューピーマヨネーズ一択です)を入れてよく混ぜて、その上に削り節をパラパラと。ちょうどセブンの冷凍ネギ(これほんま便利です)があったのでそれを乗せて、最後にノリを散らして完成。
 
袋ラーメン作るのとあんまり変わらない手間でできるので非常に簡単で美味しい。このまま熱いうちにわっしわっし食べるのが正解です。まあ、反則かもしれませんが、醤油、マヨネーズにツナを混ぜてソースを作ってそれで食べても大変美味しいです。
 
こういうジャンキーな食べ方はまあ色々とあるのでまたそのうちご紹介しますwww