実などあんまり米欲(という日本語は無いと思うが)って言うのは無く、麺類さえあれば幸せな人なので、よく考えたら三日間米食べていなかったと言うような事は結構あります。理由は朝はパン食、昼は麺類、夜は習慣的に米は食べません。従って、昼に米を食べないと基本は一日米を食べないと言う事になります。

 
と言いつつ海外出張の場合、結構な確率で米関係の食品を持っていきます。が、別に生米を持って行って炊くのでは無く(そんな暇ない)、フリーブドライの雑炊、パックライス、そしてタイトルの尾西の白飯といくつかの選択肢の中から適当に選びます。
 
選ぶと言うよりは、フリーズドライの雑炊とパックライスはどこでも購入出来ますが、尾西の白飯は近隣のスーパーでは販売していないので、amazonで購入と言う事になり、実際買い置きでもない限りはなかなか持っていく事は無いですね。
 
自炊をする時は基本シリコン鍋かヤザワのトラベルマルチクッカーは持参しますので、最悪パックライスでも問題ないんですね。しかし尾西の白飯のメリットはスーツケースのスペースと重量削減に貢献してくれる所ですかね?
 
さて、前置きが長くなりましたが、尾西の白飯ってなんやねん?と。要するにアルファ化米と呼ばれるもので、昔からアウトドアの教科書にも良くあるやつですね。
 
詳しくは下のWikipediaの記事を参照ください。
 
 
 
 
パッケージはこんな感じ。
 
 
裏には説明が書かれています。乾燥重量で100グラム。できあがりが250グラム。160CCのお湯(または水)を注ぐそう。
 
 
お約束の中華なシリコン鍋でお湯を沸かします。正直沸騰したお湯を使う場合は気にせず水道水を使います。それでお腹壊した事もないのでいいかなと(笑)アメリカみたいにミネラルウォーター24本入りがバカ安の国ではミネラルウォーター使う事もありますが。
 
 
脱酸素剤とスプーンを取り出せと書いてあります。スプーンは上に浮いていますが、脱酸素剤は潜っている事が多いので探すのが少々面倒。
 
 
注水線は下にありますとご丁寧に書かれています。
 
 
取り出したらこんな感じ。脱酸素時はいらないのでゴミ。スプーンは必要ならば使います。カレーなんかは結構スプーンを洗うのが面倒なのでこれを使います。
 
 
乾いてカピカピになった感じのお米ですね。
 
 
注水線まできっちりと熱湯(中華なシリコン鍋で沸かしたやつ・・・しつこい)を注いでチャックを締めて待つ事15分。
 
 
開けると、おお!ご飯になっている。
 

手持ちのお茶碗に入れてみたらこんな感じ。炊飯器の炊き立てのようにはいかないけど、そこそこいけています。
 
肝心のお味ですが、数日間コテコテの料理を海外で食べた時なら、日本人でよかったと思えるレベルの味。うまくもなくまずくもなくというのが正直なところ。もちろん何らかのおかず(缶詰類とか)やインスタントの味噌汁などと一緒に食べますのでトータルで考えるとかなり幸せ。
お値段もそこそこしますので(アマゾンで調べると10食で2,878円!)そこを考えると正直?なところ。これは私が海外出張を基準として言っているという側面があり、実際の用途ってやはり災害時の非常食なんですよね。そう考えれば水でも出来るという点を考えればこのコストにも納得がいきます。
 
前述の通り重量とスーツケースのスペースが許されるならば、パックライスを持参するのがコスト的にはベストかもしれません。生米を持っていくという選択肢は・・・考えた事ない。
 
また、そのうちフリーズドライ食品や某レトルトカレーなんかの記事も書きます。