今日のテーマは
『人間関係に悩んだ時に思い出したい考え方』についてです。
こんにちは。
直感力ナビゲーター
天宮きらりです。
「何でAさんは非常識なことをするんだろう」
「何でBさんは非常識なことを言うんだろう」
と、相手の非常識さにモヤモヤすることはありませんか?
常識には
『一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力』
という意味があります。
(デジタル大辞泉より引用)
ですが、人ひとりの人生の背景には違いがあり、
自分にとって常識と考えているものが、
相手にとって常識であるとは限りませんし、
自分にとって非常識と考えているものが、
相手にとって非常識であるとは限らないのです。
もし、人間関係でモヤモヤした際は
「私にとっての常識は、相手にとっての非常識かも知れない」
「相手にとっての常識は、私にとっての非常識かも知れない」
と、自分自身に声を掛け、心を落ち着かせることが大切なポイントになります。
人ひとりの人生の違いには
これまで関わってきた人たち(例:家族・友人・知人)
これまで体験してきた事柄(例:趣味・習い事・レジャー)
これまで身を置いてきた環境(例:学校・勤め先・コミュニティ)
など、数え切れないほど存在します。
そして、異なる人生を歩みながら
「〇〇というのが常識なんだ」
「〇〇というのが非常識なんだ」
と、学び、経験をしながら『自分にとっての常識』という枠組みを作り上げます。
ですが、違いがある以上
●ひとつの常識で全ての物事を判断する
●ひとつの常識で結論づける
ことは不可能であると言っても過言ではありません。
「私にとって〇〇が常識だけど、Aさんにとっては常識ではないかも知れない」
「私にとって〇〇が常識だけど、Bさんにとっては常識ではないかも知れない」
と『自分にとっての常識』と『相手にとっての常識』は別物であると意識することで、
価値観の押し付けや決めつけを未然に防ぎやすくなりますし、
「私は〇〇をされると不快なのでやめて下さい」
「私は〇〇と言われると嫌な気持ちになるのでやめて下さい」
と、必要に応じて相手に伝える、あるいは、依頼しやすくなるものです。
このことを心に留めつつ、
相手の非常識さにモヤモヤした際は
●自分にとっての常識と相手にとっての常識は別物である
●ひとつの常識で全ての物事を判断し、結論付けることは不可能である
ことを思い出し、まずは心を落ち着かせてみてくださいね。