仲人きゃらです。

出版企画書を書いてて、さらっと触れただけだけど、
この部分にフォーカスしてもおもしろいなーと思った部分。

日本人の世代別結婚観、以下引用。

今、婚活市場で活発なのは30代40代以上の女性です。
いわゆるバブル世代と、その後の団塊ジュニア世代です。
バブル世代女性は、その親世代がまさに「亭主元気で留守がいい」という言葉を生んだ世代であって、「結婚は女が損」ということを母親から聞いて育っています。
このため、恋愛と結婚は別だという価値観が根強く、結婚には頑なまでに安定を求め、結果として男性には経済的な意味でも精神的な意味でも、絶対的な強さを要求してしまいます。
また団塊ジュニア世代は自分探しの世代などど呼ばれますが、親の生き方に反発して、「自分なりの幸せ」を求めようとしながらも、前時代的な価値観に引きずられる部分もあり、就職氷河期のあおりでわかりやすく目指すロールモデルもなく、どうしたいのか自分でも宙ぶらりんな状態だったりします。

続く世代も結婚に対して保守的と否定派は多いのですが、ポジティブであろうとすることは難しい。
素直に、結婚して幸せになろう! という活動、婚活に踏み出せないような圧力が、日本全体に漂っているかのようです。


世代を読み取る職人といえば三浦展氏。
まじめに対談したいなあ。