2024年19.20冊目

8月12日

『ネクロポリス』上下巻 恩田陸

めちゃめちゃ面白かった!
さすが、恩田陸さん。
ファンタジーとミステリーがすごく良く調和されていて私の大好きな感じ。
上下巻で一気読みしてしまった。
次はどうなるの?一体何が起きたの?ってずーっと気になりました。

あらすじ
めんどくさいので写真で。

上巻



下巻















以下、ネタバレあり











   






最初はアナザーヒルでは何が起こるのかわからないままお話はすすむ。


突然、鳥居に死体が吊るされていたり、

アナザーヒルでは亡くなった人に会えると言う。


ただ普通に聞くとそれだけでなんだか怖いのに、

恩田さんの書き方なのか少しも怖くない。


ファンタジーな感じがすごいするから?


そしてただのファンタジーではなくて、「血塗れジャック」事件の真相に迫るミステリー要素も強い。


ただの文化人類学の研究のために来たジュンなのに色んなことに巻き込まれて行く。

行きなりお客さん(亡くなった人)に会ったりとか。

なんか

普通には考えられないことばかり。


アナザーヒルで起きた事件のために、ラインマンと協力したりとか。

なんか色々と書きたいのにうまくまとめられない。


とにかくとても面白かったと言うことは紹介出来る。


最後の最後に種明かし。

アナザーヒルの3役は全てを知っていて、ジュンとケント叔父さん(グレイ博士)とラインマンが聖地の地下に行こうとするがその必要はなかった。

血塗れジャック事件は死者の仕業だったとかなんか最後は一気に盛りだくさんだった。


まぁ、でもとにかくとても面白かった!!