2024年12冊目
5月11日
『ライオンのおわつ』小川糸
地下鉄で読んでいると涙が出てきそうになってやばいから途中から家で読むように変えた。
次が気になってサクサク読めるというより読みやすくてサクサク読み進んだ。
あらすじ
人生の最後に食べたいおやつは何ですか――
若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。
ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。
――食べて、生きて、この世から旅立つ。
すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
2020年本屋大賞第2位。
若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。
ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。
――食べて、生きて、この世から旅立つ。
すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
2020年本屋大賞第2位。
以下、ネタバレあり
余命宣告された雫がホスピスで過ごす日々。
他の方たちとの交流とかあったり、おやつにまつわるお話とか。
読み進めると涙が出てきてしまう。
すごい面白いってわけではないけど、難しい内容ではないからサクサク読み進めることができる。
雫がホスピスにきて半年くらい経つのかと思ったら、案外、1ヶ月くらいの期間の出来事。
そしてあっという間に雫がなくなってしまう。
お父さんや母親が違う妹と会うのも、あんまり動けなくなってからとか、なんか切ない。
色々と切なすぎてなでこういうお話にしたんだろうってちょっと思ってしまった。
本屋大賞2位というのもわからなくはないけど、私はそんなにオススメじゃないかもー。