2024年11冊目

5月5日

『麦の海に沈む果実』恩田陸


さすが、恩田陸さん。
やっぱり面白い。

でも読んでも読んでも、読んだことある?いや、ない?わからない…って感じだった。
最後のクライマックスとかあんまり覚えてないからやっぱり読んでないかもしれないけど、すごーい前に読んだことあるのかも。
読書記録つけ始める前に。
結局、読んだか読んでないかは謎なんだけど、どちらにしてもすごい面白かった。

あらすじ
三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。2月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪した生徒たち。生徒を集め交霊会を開く校長。図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは? この世の「不思議」でいっぱいの物語。















以下、ネタバレあり











3月以外にやってくる転入生の秘密。
それは一体なんだろう?
理瀬のなんだかよくわからない不安。
いなくなった麗子。
校長に呼ばれたお茶会での除霊会。
なんだか色々と謎だらけ。
全てが??読んだことあるかも…ってなるんだけど、やっぱり読んだことないか?ってわからない。
「三月は深き紅の淵を」とも繋がっていてこれを読んでいるからそう思うのか、本当に読んだのか?よくわからない。

最後に明かされる、理瀬が記憶喪失になっていた。
そしてその原因は麗子。
そして記憶も取り戻す。
なのにそこは私も覚えていない。と言うことはやっぱり読んでいなかったのかも…で落ち着いた。

どちらにしてもすごい面白かったし、こういう学園ものは好きかも。
理瀬シリーズはまだあるので、シリーズはすべて読みたいな。