2024年5冊目

3月15日

『満月珈琲店の星詠み〜本当の願いごと〜』望月麻衣


満月珈琲店の星詠みの続編。
続編とは言え、こんなに繋がっているとは思わなかった。
とても面白かったー!


あらすじ
満月珈琲店の三毛猫のマスターと星遣いの店員は、極上のメニューと占星術で、迷える人の心に寄りそう。結婚と仕事の間で揺れる聡美、父の死後、明るい良い子を演じてきた小雪、横暴な父のため家族がバラバラになった純子。彼女たちが自分の本当の願いに気が付いたとき――。美しいイラストに着想を得た心温まる書き下ろし小説。















以下、ネタバレあり








前作もそうだったんだけど、三毛猫がマスターの珈琲店?って感じで、猫が好きじゃない私だけど大丈夫?と思うんだけど、占星術には興味があるしとても面白く読める。

全部で3つのお話だけど、どれも繋がっている。

そして1作目に出てきていた、人たちが出てきて最後に「あー!なるほど!」ってなって大満足。


「流星エンジェル」の芹川瑞希と中山明里って名前ですぐには思い出せなかったけど、あ、そうだった、そうそう!ってどんどん思い出していく。

そこはとても面白かった。


あと今回の主人公の1人、純子の子ども愛由が純子が子どもの頃飼ってた犬の生まれ変わり?的な感じになってるんだけど、さすがの私もそこはちょっとファンタジー過ぎない?って思ったけど、まぁ占星術のお話いっかーって思った。


巻頭のイラストがとてもステキ。

小説内に出てくる珈琲店の変わった名前の飲み物やスイーツなどがとても美味しそうで読むのも倍楽しくなる。


また次回作も楽しみだな。