※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
Side:S
A「リーダー、ニノ、ちょっとこれ見てよ」
レギュラー番組の休憩中、相葉君が自分のスマホ画面を智君とニノに向けた。
ニノは口をもぐもぐさせながら、智君と仲良く並んでスマホを受け取った。
ニノは口をもぐもぐさせながら、智君と仲良く並んでスマホを受け取った。
N「なになに? 『大野はそっと二宮の唇を塞いだ』だって?」
A「あっひゃっひゃ!大宮でお話書かれてるよ。ちゅうだって!ふぅ~!」
N「なんで、そんなにテンション高いんですか……」
A「あっひゃっひゃ!大宮でお話書かれてるよ。ちゅうだって!ふぅ~!」
N「なんで、そんなにテンション高いんですか……」
ニノの冷静なツッコミにもめげず、相葉君のテンションは無駄に高い。
あなた、普段どんなサイト見てんだよ。
俺はそっちの方が不安だよ。
あなた、普段どんなサイト見てんだよ。
俺はそっちの方が不安だよ。
O「こんな感じ?」
智君が口をはさむなり、お話の通りにニノにキスをした。
何でもないことのように受け入れるニノ……?。
何でもないことのように受け入れるニノ……?。
N「なんか、書いてあることを体現すると薄っぺらいね」
O「カズ、それは違う。おれたち文章を気にしすぎて、本気じゃなかったんだよ」
N「そっか、そうだね。さすが、リーダー」
O「じゃあ、そういうことで、もう一回……」
A「わーわーわー!」
O「カズ、それは違う。おれたち文章を気にしすぎて、本気じゃなかったんだよ」
N「そっか、そうだね。さすが、リーダー」
O「じゃあ、そういうことで、もう一回……」
A「わーわーわー!」
相葉君が焦ったように、必死で止める。
俺は、なんというか……智君の暴走には慣れてきた。
俺は、なんというか……智君の暴走には慣れてきた。
O「もう、相葉ちゃんなんだよ?」
N「せっかく、ちゅうしてたのに」
N「せっかく、ちゅうしてたのに」
ニ……、ニノ?
オマエがこの手の話に乗るなんて、おかしくないか?
なんか、イタズラでも思いついたんだろうか。
オマエがこの手の話に乗るなんて、おかしくないか?
なんか、イタズラでも思いついたんだろうか。
そんな俺と相葉君をほっといて、智君とニノはお話の続きを読んでいるみたいだ。
笑いながら、卑猥な単語を読み上げている。
笑いながら、卑猥な単語を読み上げている。
相葉君はいたたまれないのか、部屋の隅に移動した。
俺は苦笑しながら、2人に聞いてみる。
S「自分らのあれやこれやが書かれてんのに、よく笑いながら読めるよね」
N「だってリアルってこんなキレイなもんじゃないもん。んね、リーダー」
O「だな。もっとグロい」
A「っっ!!///」
S「っっ!!///」
N「だってリアルってこんなキレイなもんじゃないもん。んね、リーダー」
O「だな。もっとグロい」
A「っっ!!///」
S「っっ!!///」
コイツら、とんでもない爆弾落としてきやがった。
ニノはホントどうしたんだ?
いつもなら、オマエが智君を制御してるだろ!
ニノはホントどうしたんだ?
いつもなら、オマエが智君を制御してるだろ!
俺は2人を正視できずに、視線を落とした。
ん?
なんだ、ニノの横に包み紙が落ちてる。
チョコの殻か?
何気なく拾ってみたら、アルコールの匂いがした。
まっ……まさか!
まっ……まさか!
慌ててニノを見たら、ニノ越しに智くんが妖しく笑った。
そんな2人をめがけて、相葉君が大量の白いタオルを投げた。
そんな2人をめがけて、相葉君が大量の白いタオルを投げた。
A「ギブ!ギブ!ギブ!」
涙目で、降参だと訴えている。
おそらく、錯乱している。
相葉くん、プロレスじゃないんだから……。
おそらく、錯乱している。
相葉くん、プロレスじゃないんだから……。
収集がつかなくなってきた楽屋に、松潤が戻ってきた。
相葉君が泣きながら、松潤の足にしがみつく。
A「まっ、松潤!リーダーがぁ!ニノがぁ!」
M「あん?色ボケふたりがどうしたって?」
A「その色ボケふたりが、色ボケてるぅ~。わぁ~ん」
M「あん?色ボケふたりがどうしたって?」
A「その色ボケふたりが、色ボケてるぅ~。わぁ~ん」
もう何言っているかわからない。
松潤は、そんな相葉君の背中を優しくなでで、イスに座らせる。
実にスマートだ。
松潤は、そんな相葉君の背中を優しくなでで、イスに座らせる。
実にスマートだ。
こんな状況の中でも、色ボケ2人はずっとキスを繰り返している。
M「おい、和」
N「ちゅっ!なあに、潤くん?ちゅっ!」
N「ちゅっ!なあに、潤くん?ちゅっ!」
ニノは智君とのキスの合間に返事をしている。
松潤が近づき、ニノを智君から強引に引きはがした。
松潤が近づき、ニノを智君から強引に引きはがした。
O「なにすんだっ!」
松潤が智君を一睨みで黙らせた。
そして、ニノの方を向いた。
そして、ニノの方を向いた。
M「そんなに、キスがしたいんだったら俺様がしてやるよ」
N「……」
O「!」
S「!」
A「!」
N「……」
O「!」
S「!」
A「!」
そう言って、松潤はニノの顔を両手で掴んだ。
O「やめろ!!」
S「っっ!!」
A「あわわわ!」
S「っっ!!」
A「あわわわ!」
智君が必死に手を伸ばした先で、松潤がニノのおでこにそっと触れるだけのキスを贈った。
M「さあ、お休みのキスだ。酔いがさめるように少し寝ろ」
N「……あい」
N「……あい」
コクンと頷いたニノは、素直にソファに行って横になった。
すぐに寝息が聞こえてくる。
すぐに寝息が聞こえてくる。
一方、手を伸ばしたまま固まっていた智君に松潤が話しかける。
M「あんまり、オイタがすぎると沈めるぞ」
O「はいっ!」
O「はいっ!」
智君は、直立不動で返事をした。
松潤は何事も無かったかのようにイスに座り、ヘッドフォンをつけて音楽を聴き始めた。
松潤は何事も無かったかのようにイスに座り、ヘッドフォンをつけて音楽を聴き始めた。
松潤、オマエは噂にたがわぬオトコマエだったんだな。
俺は改めて松潤の偉大さを噛みしめた――。
Fin