※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:N
以前、リーダーとコラボしたことのある有名な芸術家の人が、テレビでリーダーを褒めていた。
あれはもうべた褒めのレベルだ。
『芸術家になったとしても頭角を現していた』
……なんてことを言っていた。
はあ
やっぱり、リーダーは凄い人なんだということを、嫌というほど思い知らされてしまった。
リーダーが……遠い。
そんな状態で仕事に行ったから、リーダーに対して、ちょっとよそよそしくなってしまった。
いつも以上に敬語を使ってしまう。
N「おはようございます。リーダー」
O「……おう、おはよう」
N「となり……、座ってもいいですか?」
O「もちろんいいけど……どうした?具合悪いのか?」
「なんでもありません」と言いながらソファに座ったが、きっちり1人分のスペースをあけてしまった。
当然、リーダーには怪訝な顔をされる。
それでも、おれは気づかないふりをして、ゲームに没頭した。
それでも、おれは気づかないふりをして、ゲームに没頭した。
だけど、そんな状態を翔ちゃんがスルーしてくれるはずもなく、すぐに問い詰められた。
S「昨日、テレビ見たんだろ?」
核心をついてくる翔ちゃんに、ごまかしはきかない。
だけど、翔ちゃんの優しいところは、必ず他の人がいるところでは聞かないんだ。
だけど、翔ちゃんの優しいところは、必ず他の人がいるところでは聞かないんだ。
オレが話しやすいように、状況を考えてくれる。
ほんと、お手本にすべき大人だよね。
ほんと、お手本にすべき大人だよね。
返事をしないオレを肯定だと受け取り、翔ちゃんは会話を進める。
S「このままいけば、たぶん智君イライラしだすよ。どうすんだ?」
普段は優しいんだけど、仕事に対しては誰よりも厳しく、妥協をいっさいしない。
ある意味、潤くんより上を行くかもしれない。
ある意味、潤くんより上を行くかもしれない。
N「……わかってます」
S「本当に?俺、信用していいんだな?」
N「……ごめん」
S「本当に?俺、信用していいんだな?」
N「……ごめん」
逸らすことを許さないほど、濁りのない目で見られて嘘がつけなかった。
N「なんか、気軽に触っちゃいけないような、雲の上の人みたく見えちゃって、今までどうしてたか分んなくなっちゃった」
S「嫌いになったとか、苦手になったとかじゃないんだろ?」
N「……そんなん思うわけないじゃん」
S「だろうな」
N「翔ちゃん……どうしよう?」
S「嫌いになったとか、苦手になったとかじゃないんだろ?」
N「……そんなん思うわけないじゃん」
S「だろうな」
N「翔ちゃん……どうしよう?」
べそをかきそうなくらい情けない顔をしたオレの頭を、ぐしゃぐしゃっと撫でてくれる。
翔ちゃんとのスキンシップは、本当のお兄ちゃんみたいな感じがして物凄く落ち着く。
翔ちゃんとのスキンシップは、本当のお兄ちゃんみたいな感じがして物凄く落ち着く。
S「心配すんなって!智くんとニノの絆はそんなに弱くないでしょ?」
N「そうかなあ?」
S「それに、仮にだぞ、お前が智くんから離れようとしたとしても、絶対に智くんが離すはずがないんだよ」
N「……翔ちゃん、持ちあげて落とすなんて無しだからね」
S「持ち上げるも何も、純然たる事実だろ」
N「///」
N「そうかなあ?」
S「それに、仮にだぞ、お前が智くんから離れようとしたとしても、絶対に智くんが離すはずがないんだよ」
N「……翔ちゃん、持ちあげて落とすなんて無しだからね」
S「持ち上げるも何も、純然たる事実だろ」
N「///」
顔を赤くしたオレを見て、翔ちゃんが思いっきりからかってくれた。
S「おーおー、愛いやつだ!かわええのお(笑)」
N「ばかっ!///」
N「ばかっ!///」
そんな状況をリーダーが遠くから覗いてたなんて、オレたちは知りもしなかった。