夕景の頃、私一人、散歩にでた
ここ数年、ほんとうに翻弄されながら日々同じ道を散歩した
今年の桜を、私の為にも見たい
そう思い、出かけた
お寺の境内に咲く、美しく満開の桜の元
祈るように過ごした日々が走馬灯のように駆け巡る
秋にはご縁を頂き、無心で落ち葉を掃き集めた
気持ちが静まるひととき
その桜が満開となって今咲き誇っている
生命の巡りをただただ感じる
今、こうして手を合わせている私
心が溢れ、流れた
感謝の涙
桜を見上げ、ただただ在れる事、そのことがこの上なく幸せでありがたい
ただそれだけが嬉しい