いざ、立合となれば呼吸を意識したりはしていないことは以前このブログに書きました。
でも、呼吸についての鍛錬は、切り返しの時に意識的にやっています。
普通の切り返しを私は息をゆっくりはきながらやるのですが、「息を吸う→正面→体当たり→左右面前進4後退5→正面→体当たり→息を吸う→左右面前進4後退5→正面」というようにやっています(息が続く時は左右面の数を増やして調整します。鼻づまりの時は息が続きませんが)
つまり途中の息継ぎは1回だけで、後は静かに長く息が漏れていくようにしています。
その際、吸う時もはく時も腹を張ったままという感じです。
一回終わるごとに「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ」と強く短い呼吸を7回~9回ほど行って息を整えます(短息)。
不思議と この短息をやるとすぐに呼吸は整います。
道場で切り返しをする時だけでなく、普段の生活で歩く時に、歩くスピードに合わせて、呼吸だけの切り返しをやることも日常です。
歩く時も切り返しをやるって、変わり者でしょ。
1日に20回前後はやってます。よく歩く日は、もっともっとでしょうね。
ほとんどの剣士がやってないと思いますよ
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