「ここぞという時に捨てて打つ」というのもよく聞く言葉。

 

「ここぞという時」を「見て確認」してからでは遅すぎる。

 

「ここぞという時」は無意識に打ち終わっていないといけない。

 

つまり気配を打つ。

 

「捨てて打つ」は、「捨て身で打つ」ことでもあるが、間を詰める時点の「捨て入る」ということも重要。

もちろん、「捨て入り」と「捨て身の打ち」が繋がっていないといけないし、分離してたんでは全く意味がない。

 

さて、この「捨て入り」だが、「無謀入り」になってしまうことがある。強引すぎるのだ。

 

相手の気が薄まった瞬間に「グイ~」と20cm以上入っていくことがある。

 

確かに、効果的な場合もあるので身についていると思うのだが、見方によっては「一か八か」というような入りにも思う。

 

一寸、一寸を5~6段階に入る方が理想的なのではないか。

 

この一寸、一寸をどんなテンポで刻むか。

「ジワ、ジワ、ジワ、ジワ、ジワ、」なのか「スッ、スッ、スッ、スッ、スッ」なのか「ススススス」なのか、どれも場合によって正解もあり、墓穴もある。

 

ここが吟味すべきところ。

 

研究あるべし。