稽古に行くと、皆さんきれいな防具で稽古されてますね。
でも、籠手も新しいのをそのまま使っている人をよく見かけます。
でもそれでは、全く使えません。
防具なしで竹刀を振る時は手首も しなやかに使えているのに、籠手を着けるとしなやかさがなくなり、振り方も構え方もおかしくなっている人を本当によく見かけます。
小中学生だけでなく、大人でも非常に多いと感じます。
籠手は新品のままでは使えません(中には即使える状態にして販売されている素晴らしい籠手もありますが)。
籠手の中の綿や繊維を柔らかくなるまで揉みまくっていいのです。
少々のことでは壊れませんので時間をかけて思いっきりやってください。
籠手を古いタオルにくるんで、ゴムハンマーで叩きまくるのもいいです。
特に手首に相当する部分をフニャフニャにしてください。
(筒の部分はそのままでいいです)
でも、中には手首部分をフニャフニャにしても手の甲のアンコ部分と筒部分が接触干渉して動きの邪魔をし、手首を上手く動かせない籠手もありますので、そんな籠手はあっさり処分しましょう。
使い続けても上達しない粗悪品です。
高級防具にもそういった籠手があるで注意しましょう。