忘れるはずもない、あの日から3年がたちました。








震災のあった日、不安で横浜に帰りたくて、でも翌日番組だから一人家で過ごした夜。




電気もエアコンも付けるのが申し訳ない気持ちで、真っ暗な部屋でニュースを見てたことを思い出します。


ショックな映像に絶句し、暗い部屋でもこうして暖をとれて、寝るベッドがあって、なんて自分は恵まれているんだろうと思いました。








家族がいて、支えてくれる人がいて、元気で働けること、帰る家があること。

全てが当たり前などではなく、本当に幸せなことだと、あの日から常に思うようになりました。







元気に体を動かせる人が、そうでない人の2倍、力を出す。
生産できる人が、2倍働く。
それぐらい当然じゃないかと私は思います。









震災の前の年、福島県相馬に遊びに行った時、市場のおばちゃんが声をかけてくれました。



NHKの山本さんでしょ!見てるわよー!
ワカメ美味しいから持ってってね!




山盛り頂いたワカメの美味しかったこと。
おばちゃんのとびっきりの笑顔が忘れられません。




あの穏やかだった海が嘘のように、震災後の映像に映った海は恐ろしい姿でした。










亡くなった多くの方々のご冥福をお祈り致します。













私は笑顔を絶やさないと決めました。


みんなの明るい姿勢が、被災地の復興のパワーになりますように。