業火
5人の子供が火事で死亡した。
まぁ先日起こった2005年スマトラ沖地震の死亡者1000人~2000人
に比べたら1/200以下なのでたいしたことではない。
ニュースの報道の仕方によるものなのか、時間の流れのためか
この火事のニュースはとても悲しげなものになった。
鹿児島の夫婦の次女(12歳)と長女夫婦の子供4人(0~8歳)
が子供達だけで留守番をしていたところ出火した。
親がパチンコに行っている間にという言い方をするとまるでさも
親が悪いような気がする。しかし
この際そんなコトはどうでもいいことだ。
目を放した隙に事故に会う子供となんら変わらない。
死んだ子供達は部屋を渦巻く炎から身を逃れるかのように「水」を求め
12歳の女の子は台所、0歳と2歳女の子の1歳男の子風呂場で。
長女夫婦の4歳の男の子は、他の兄弟気遣ったか、瓦礫に潰されて
間に合わなかったのか居間でそれぞれ焼死体として発見された。
テレビで焼け死んでいった子供のうちの1人の声だったのか
子供の泣き声とともに「苦しいよ」といった声が聞こえた。
(まぁ野次馬の子供かもしれんけど)
焼け死ぬときはとても苦しく、皮膚は焼け、自然に悲痛の声が出るそうだ。
一瞬では終らない業火は、幼い命を虫けらのように燃やしただけではなく、
その思い出があった家も焼き尽くした。
親達は自らを責めて生きるのか。子供を忘れず罪は残り続ける
子供達が何のために生まれてきたかそれを自らに問い続ける。
自分が再び子供達に会えるその日まで。その日が来たら子供達は
なんというだろう。まぁもっともこちらにはまだ来ていないのだが…。
僕は今日もニュースを見て考える。何もせずにただ見てるだけ。