島根県横田町に自家製製粉の蕎麦&カフェ
「鉄師 卜蔵(ぼくら)家 鈩(たたら)の舎」があります。
蕎麦粉は、当日、作る分のみを石臼で製粉していて、蕎麦も美味。地元の仁多米(にたまい)で作るオニギリも絶品です。
コーヒーの水は、船通山からの湧き水です。
肝心の蕎麦や料理の写真はありません。
久しぶりの訪問で蕎麦や仁多米おにぎりなど食事の美味しさに夢中になり、蕎麦の写真を撮影を忘れてました。
同行者も写真を撮るのを忘れた、と言ってたくらいに美味でした。
*蕎麦粉は石臼で製粉してます。
卜藏(ぼくら)家
卜蔵(ぼくら)家は、楠木正成を祖として、約500年間、たたら製鉄、鍛冶産業に従事、経営をしていました。
江戸時代は松江藩の鉄師を務めました。
たたら製鉄
島根県、鳥取県、岡山県などの中国地方は、江戸時代以降、海外産の廉価な鉄鉱石が入ってくるまで、日本の製鉄産業を支えた重要な地域でした。
中国山地では、砂鉄をとり、精錬し製鉄をする「たたら」製鉄が盛んに行われていました。
現在、日本で唯一、伝統的な製鉄技術により日本刀の基となる和鋼(玉鋼たまはがね)を生産しているのは、(財)日本美術刀剣保存協会=日刀保(にっとうぼ)たたらです。
玉鋼は、日本各地の刀剣制作者のもとに送られています。
また、鉄師卜藏家たたらの家では、在庫があれば日刀保の玉鋼(カケラ)が入手可能です。