岡山県岡山市にご鎮座する
須佐之男(すさのを)神社は、
ヤマタノオロチ退治で有名な
須佐之男命(スサノヲノミコト)をお祀りしています。
ご由緒
昔、吉備中山(岡山県)に大吉備津彦命がご鎮座後、
十握剣(とつかのつるぎ)を宝物として彼の社に納めました。
寛喜年中(1229~1932)、大吉備津彦命の社が回禄の際、
この御剣(十握剣)をこの現・須佐之男神社の場所に遷して奉斎しました。
御剣(十握剣)を大吉備津彦命の社に奉遷後、
御剣ご鎮座の昔ながら縁に依って須佐之男命・天照大御神を跡地に祭り、その後、須佐之男神・櫛稲田姫神・大穴牟遅神を祭って上社としました。
江戸時代は社号を疫神社とし、明治2年現在の社名としました。
(〜岡山県神社庁HPより要約〜)
十握剣の取りもつ御縁ですね。
※ご本殿
大吉備津彦命は、桃太郎のモデル?
十握剣の剣の持ち主、
大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)は、
お伽噺「桃太郎」のモデルと言われています。
※吉備津神社/絵馬(岡山県)
十握剣(とつかのつるぎ)
十握剣は、固有名詞ではなく、長剣の一般名詞と考えられる。(Wikipediaより)
「束=握(つか)」とは、拳1つ分の幅のこと。
十握剣は10束の長さの剣のことと言われています。
※狛犬/出雲型・・事あらば、今にも飛びかかりそうです。