友達から、奈良県の大神(おおみわ)神社(三輪明神)の
鎮花(はなしづめ)御幣をいただきました。
*鎮花(ちんか)御幣ともいわれます。
大神神社と摂社の狭井(さい)神社では、
毎年4月18日
花鎮祭(はなしづめのまつり)という、疫病鎮めのお祭りが行われます。
花鎮祭の神饌(しんせん:供え物)として、
ご神体の三輪山に自生する忍冬(すいかずら)、百合根等の薬草と桃の花が供えられます。
また花鎮祭は、別名、薬(くすり)祭り。
全国の製薬会社から医薬品が奉献されます。
三輪山(みわやま)
大神神社は、三輪山がご神体です。
三輪山は標高467m、古代から「神の山」と崇められ、信仰をあつめています。
*写真は奈良県ツーリストビューロからお借りしました。
三輪山をご神体とするため本殿はなく、
拝殿奥の三ツ鳥居を通して三輪山を拝します。
三輪山は神域であり、登拝は狭井神社で届け出をしてから行います。
拝殿
拝殿は鎌倉時代の文献にも明記され、現在の拝殿は寛文4年(1664)4代将軍徳川家綱の造営です。
江戸時代の豪壮な社殿建築として、三ツ鳥居と供に国の重要文化財に指定されています。