日御碕(ひのみさき)神社の裏手にある、隠ヶ丘(かくれがおか)はスサノオ尊の魂のお鎮まりした処と言われています。

 
 

   *お伺いしたときは、大変すがすがしく、緑に溢れてました。
 
 
隠ケ丘(かくれがおか)
 
スサノオ尊は国土経営の御神営を終えられた後、熊成峯に登り、
 
吾が神魂は
  この柏葉の止まる所に住まん」と
 
柏の葉を投げて占ったところ、柏葉は風に舞い美佐岐なる隠ヶ丘に止まったということです。

その後スサノオの御子の天葺根命(アメノフキネノミコト)がこの地にスサノオ尊を奉斎したといわれています。
 
~『日御碕神社の社伝 』より~
 
 
 
 
 
三ツ柏
 
日御碕神社のご神紋〈三ツ柏〉はこのスサノオ尊の故事に由来しているそうです。
 
 
 
天葺根命(あめのふきね の みこと)
 
天葺根命は別名、天冬衣命(あめのふゆきぬ)命と申され、スサノオ尊の御子(社伝)とも5世の子孫(『古事記』)ともいわれます。
 
『古事記』(712年)では、大国主命の父親と明記されています。
 
また日御碕神社の宮司家は、天葺根命の子孫といわれています。
 
 
隠ヶ丘(かくれがおか)
島根県出雲市日御碕
 
車利用が便利(駐車場あり)