一緒に何かを成し遂げたいと思える友人と、ずっと一緒に遊んでいたいと思える友人は必ずしもイコールでは無いように思います。これは以前から度々思ってきたことですので今更言及しなくても良いような気もしますが、それでもこのタイミングで一度書き残しておこうと思ったのは何故かというと、今日のバイト先で起こった会話が少しばかり心に残ったからです。
 と、勿体つけてはみましたが、そんなに大した会話ではありません。今日のバイトは同期と同じ動きをする時間が多く、また仕事もそれ程立て込んでいなかったので、軽い作業をしながらのんびり話す時間があったのです。塾を運営するバイトですからいつもはスケジュールが中々タイトで、今日のように話しながらというのは実は珍しいことでした。その時、何の話が発端だったのかは忘れてしまいましたが、将来どんな仕事に就きたいかという話になりました。メディアに興味がある、資格は、インターンは...。色々話した後、就職って面倒臭いな、じゃあもういっそ二人でYouTuber事務所でも立ち上げるか!という話になりました。勿論、お互い冗談だと分かった上での妄想話です。私がYouTuberを探してくると言うと、じゃあ私は簿記取って事務をやってあげる、と彼女は言いました。冗談だと分かっているとはいえ、その瞬間、私は二人で働くビジョンを思い浮かべて、本当にそうなれたら最高だなと思いました。彼女は気さくで、しっかり者で、とても聡明な人です。プライベートでの繋がりがそこまで強いという訳ではありませんが、彼女と働く時間はとても楽しいものですし、何時間でも一緒に過ごせるような気がします。それ程に居心地が良いのです。
 きっと彼女のような人が、一緒に何かを成し遂げたいと思える部類の友人なのでしょう。何処までも対等で、時にはぶつかり合いながらも、それでもずっと同じ方向に向かって頑張れるという確信が持てる人です。前のブログで長々と述べた親友も恐らくこちらの部類の人間ですね。
 さて、それとは別に、今私にはいつまでも一緒に遊んでいたいと思える友人が二人います。どちらも大学に入ってから知り合ったので、友人としてはまだ一年程度しか経っていないのですが、その短い時間の中で今まで知り合ったどの人間より密度の濃い時間を過ごしてきました。何の目的も持たずに家に集まって(うち一人が一人暮らしをしているのでそこによく集まっています)、出前を取りつつだらだら遊ぶ。たまにスマホを弄ったり、好きな動画を見たり、思い思いに過ごす時間もあるのですが、これが最高に居心地が良いのです。二人ともちょっと偏屈ですが、心が広くて、ノリもいい、自分をしっかり持った良い人です。五年後、十年後に私達がどうなっているのかは知りませんが、この友人関係はずっと続いていて欲しいと思ってなりません。
 では、この二つの友情の形に一体どんな違いがあるのか?どうせ数年後にはまた違った意見を持っているのでしょうが、今の私が思うに、これは友人と衝突する気があるのか否かという部分であるかと。
何かを成し遂げたい友人であれば、当然その過程で衝突することはあると私は思います。そうであるべきですし、その時に衝突できないような関係では何も成し遂げることなどできないように思います。しかし、では同じような衝突を遊びたい友人とできるかと言われれば、無論答えはNOです。いくら仲が良かったとしても、遊びたい友人と険悪になるような真似は間違ってもしたくありません。何故でしょうか。本音を言えないなんて良くないんじゃないのかという声が聞こえてきそうですね。
恐らく、私は遊びたい友人に対して、絶対的な安寧を求めているのだと思います。何かあった時に、何となく会いたい時に、すっと集まって何も考えなくても良い場所。私はただそれだけを友人に求めているのです。広く浅い付き合いなんて要りませんから、叶うことなら互いに唯一無二と言えるような友人であって欲しいと思ってしまいます。
 無事今回もクソ長ブログになってしまったのでこの辺で終わりにしますが、とにかく、友人との関係を自分の中で定義してみると中々面白いということが言いたかったのです。まさかこんなに長々書くことになろうとは思ってもいませんでした!
因みに、先ほど親友は一緒に何かを成し遂げたい部類の友人だと書きましたが、よく考えるとあれは間違っています。彼女は正しくは「そのどちらにも当てはまって欲しかった友人」です。つまり私はこの後に及んで親友の友人でもありたかったと未練がましく思っているということです。まったくもって救いようがないですね。