放課後 (講談社文庫)/東野 圭吾
¥600
Amazon.co.jp


「名探偵の掟」を読んだ次に、
この小説を読みました。

東野圭吾氏の初期の作品です。


のっけから、
「名探偵の掟」で
おちょくっていた
推理小説定番の「密室殺人」
がメイン。

さらに、
刑事が部外者(主人公)に
ぺらぺらと事件の内容をしゃべる
という的も得ています。


推理小説家は、
一度世に出た小説は、
30年たっても、
読む人がいるから、

いろいろと
大変だなぁと思います。


舞台は女子高です。
主人公は男性の教師。


主人公が男性だからか、
女子高生を純心無垢な
存在のように扱っている
部分がところどころにありました。


女子高生を経験したわたしから
みると、神聖化しすぎだよと
思ってしまいます。


どうも、
女子高生という存在に
他の女子とは違う思いを
抱く男性って多いですよね。


おっと、
話が脱線しました。


事件は女子高で起きた

密室殺人事件。


主人公も命を狙われます。

結果が二転、三転するのは、

やっぱり、いいですねぇ。


推理小説で、

アハ体験ができてしまいます。