突然ですが旅行記です。
これから少しづつではありますが、過去に出かけた雑貨とデザインに触れる海外旅行の記録をアップして行きたいと思います。

まず第1弾は、2004年秋に出かけた北欧4ケ国ツアー。
ちょうどミッドセンチュリーブームが一段落して、北欧デザインが注目され始めて来た3年ほど前から、私自身何となく「いいな」と思った物が偶然にも北欧に関わっていることが多く、導かれるように北欧への憧れを募らせていました。
そんな折、4ケ国一気に回れるまたとないチャンスが訪れました。
ヘルシンキ→ストックホルム→オスロ→ベルゲン→コペンハーゲンを8日間で回る弾丸ツアー!
ほぼ1日1都市ペースでハードなものでしたが、ビギナーにはちょうどよいダイジェスト版という感じでした。
オンシーズンを外した10月半ばだったので、お値段も格安。
チボリ公園は既に閉園、フィヨルドは紅葉終了など、少し寂しい部分もありましたが、晴れ間も多くバカみたいに寒いわけでもなかったので、雑貨やデザインを中心に見て回りたい人にはおすすめの季節かもしれません。

で、やっと本題ですが、今回の航空会社は嬉しいことにすべてスカンジナビア航空。
成田で飛行機に乗った瞬間から北欧の香りが感じられてラッキーでした。
まず機内の案内板からパンフレット、エチケット袋に至るまで、すべてのデザインが洗練された雰囲気で感動。
何がその素敵感を醸し出しているのか分析したところ、秘密は文字の書体と色使いにあるように感じました。
普通はスミ文字にしてしまうところをすべて若干濃度を落としたグレーで描いているんです。
ポイントカラーにはスモーキーなオレンジと、ブランドロゴに使われているネイビーをプラス。
これが、全体的に細めで柔らかな感じの書体と相まって、独特の洗練されたムードを生み出しているようです。

今回のツアーでは通算5回のSASに搭乗。
その全てでエチケット袋を持ち帰ったのは言うまでもありません。。