きっぺいです。
先日、股関節の痛みを訴えた患者さんが来ました。
整形外科で受診すると先天性股関節脱臼と診断されたそうです。
今日は、先天性股関節脱臼について説明しましょう。
そもそも股関節とは字のごとく
股の関節です。
つまり骨盤と足(ふとももの骨・大腿骨)の関節です。
足(大腿骨)の付け根は丸く球状をしています。
一方、骨盤の受け口はその球形を包み込むように窪んでいます。
ちょうど、プラモデルの関節のような関係です。
正常な人はこの足(大腿骨の球形)が4/5包まれています。
(上の図の大腿骨頭が寛骨臼に4/5包まれた状態)
しかし股関節脱臼のひとはそれ以下しか包まれていません。
つまり、はずれ易い訳です。
そして先天性とは生まれる以前・もしくは
生まれてすぐになんらかの原因で変形し受け口が
浅くなったりするわけです。
なんとなくわかります??
近年では、この何らかの原因がわからないものが
多いため、
特発性(原因不明)股関節脱臼ともいうそうです。
はっきりいってこの症状は治りません。
変形が起こっているので、重症度にあわせて
手術するしかないのです。
人工関節にするか・・・
どっかの骨を切り取り、股関節の受け皿を深くするか・・・
多くの接骨院の先生方は触診と視診でこの重症度を判断します。
今では病院で超音波で検査もできます。
上記の手術という選択は
歩行困難。
つまり、完全に脱臼(寛骨臼から大腿骨頭が出ている)
している場合です。
多くの人は、亜脱臼状態(外れ易いが完全には出ていない)です。
この場合、治りはしませんが、
痛みの緩和はできるので手術する必要は
ないと思っています。
これは個人的な感想ですので、
担当医や近くの整骨院の先生など
専門家に相談することをおすすめします。
