こんにちは。
夏に多くなる症状の一つに
「足の攣り」があります。
「こむら返り」と言われるあの痛いやつです。
こむら返りは漢字で書くと「腓返り」。
腓=ふくらはぎに起こる筋肉のけいれんの総称です。
筋肉が縮んだまま伸びなくなるため起こります。
筋肉は脳からの指令・信号で動きます。
こむら返りはその信号伝達の中で
何らかの異常が起きた状態と言うことができます。
その原因として
○筋肉の疲労、または運動不足
○ミネラルバランスの異常
○冷え
○糖尿病、動脈硬化、高血圧、神経系の異常などの他の病気の影響
が考えられます。
暑さが厳しいと外に出ることも少なく
慢性的な運動不足にもなりやすい。
オフィスなどではクーラーが強く
体が冷えて血行が悪くなってしまう。
厳しい暑さで外出すると
多量の汗で熱中症になってしまう。
(熱中症の症状の一つである
熱けいれんはミネラルバランスの異常によって起こる。)
といったように日本の夏では
運動不足、冷え、ミネラルバランスの異常
が起こりやすいのです。
予防としては
○適度な運動とストレッチなどで
筋肉を冷やしすぎない、筋肉量を増やすこと。
○こまめな水分とミネラル補給で熱中症予防。
○夏は食が細くなりがち、
食事もカリウムを含む野菜やカルシウムを含む小魚など
ミネラルを含む食材を適度に摂ること。
○睡眠をしっかり摂り疲労を残さないこと。
などが考えられます。
糖尿病などの持病を持っている方は
特に気を付けるべきことですね。
痛~いこむら返りが起こったときには
生活を見直してみるべきかもしれません。