水の滞りからくる症状 | 『日々の健康お役立ち情報とたま~に雑談』 糸島薬局 薬剤師コガのブログ

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ここ数日、高齢者の方の膝や腰の痛みを訴えてのご来店が散見されました。

そして、多くの方が足のむくみや足元の冷えなどが同時に見られています。

湿度が多い日本の夏です。

体内の水(津液)の巡りの悪化による、水滞が原因ではないでしょうか。

老化による腎の不調も関わっているのでしょう。

腎は体内の水分代謝をつかさどっています。

 

このように高齢者の方は足腰への不調が出ると、動くのも一苦労のため、割と家の中で座りっぱなしになることも多いようです。

そして、動くのが億劫で入浴の回数も減る傾向にあるようです。

そろそろ熱中症も気になる時期となり、室内では冷房もつける必要が出てきます。

外は暑いのに、体は冷える、という方もたくさん見られます。

そのため、より水の流れが滞り、症状が強く出てくることに繋がっていきかねません。

 

水の流れを良くするために、ストレッチや足のマッサージを勧めたりします。

高齢者には大きな運動は負担になります。

でもストレッチやマッサージは座ったままでも行うことができます。

他にも入浴が難しければ、足湯だけでも続けましょう。

お湯につかり血行が良くなった際にマッサージを併せて行うことで水の流れを改善することができます。