明日は「秋分の日」です。
一日の中で昼と夜がほぼ同じ時間になる日です。
(厳密には種々の理由で日が昇っている時間の方が少し長いようです。)
陰陽学説において、秋分の日は陽の気と陰の気が入れ替わる過渡期となります。
陽の気と陰の気がちょうど同じになる日。
これから気候がだんだん寒くなって、日照時間が短くなり、冬至は陰が極まる日となります。
陰の性質は下降・収れん・凝滞など。陽から陰に変わっていくことで、外向きに発散させていた気の流れが、内向きに収れんさせ、固めていく方向に変化します。
夏場に汗をかいたり、動いたりして発散させていた気を、内向きにして、食べ物を血肉に変えたり、エネルギーを貯めていくのが、これからの陰の時期の自然な流れになります。
陰の時期の間にこれがうまく出来ていないと、来年の春以降の陽の時期に発散するエネルギーが不足し、身体が虚弱になってしまいます。
身体の不調を防ぐためにはその時期に合わせた行動をすることが大事です。