こんにちは。糸島薬局の古賀です。
台風12号が発生し、週末は九州は荒れ模様となりそうです。熊本の方は先日地震もあったようなので被害が拡大しないか心配です。
以前の記事で、気象病について書きました。
台風が来ると、古傷が痛んだり膝腰の痛みが出たり、体調不良になったりする場合があります。台風などの気圧の変化、湿度の変化、温度の変化で体調が乱れるのは、身体の恒常性を保つ力が落ちている証拠。身体からのメッセージです。頭痛などが現れる方は睡眠など普段の生活を見直す必要があるかもしれません。
そして、台風が近づくと少し興奮した状態になることがあります。ドキドキしたり、ともすればワクワクした状態に。これは、台風が近づくことでアドレナリンが分泌されるからだそうです。無意識の内に危機に対処できるようスイッチが入る証拠とのこと。
アドレナリンは心臓の拍動や血圧、体温などを上げ、活動や運動などをスムーズに行えるように体の働きを調整します。この時、心身は興奮し緊張した状態になります。いわゆる「戦闘状態」に身体を持っていきます。そのため、ドキドキしたりするんですね。ワクワク感はドキドキ感を錯覚していることで起きるそうです。ドラゴンボールの、強敵が現れて「オラ、ワクワクしてきたぞ!」状態ですね。
こうやってみると、生命と自然のつながりを感じることができますね。環境の変化に対して、人間の身体も自然と反応しているのです。