半身浴で汗腺を目覚めさせよう | 『日々の健康お役立ち情報とたま~に雑談』 糸島薬局 薬剤師コガのブログ

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こんにちは。

糸島薬局の古賀です。

 

7月に入り、糸島でもセミの鳴き声が聞こえてきました。

外出すると、すぐに汗がにじむようになりましたね。

 

先日の汗の記事より。

良い汗と悪い汗があるという記事を書きました。

良い汗、悪い汗

 

人間には約200~500万の汗腺があるのだそうです。

汗腺は活動しないと休眠状態になるそうで、

その半分は活動していないと言われています。

 

活動している汗腺が少ないと、一つの汗腺に負担がかかってしまい、

ミネラルを血液に戻すことができずに、ベタベタした悪い汗をかくことになります。

 

悪い汗はミネラルを豊富に含んでしまい、

雑菌が増殖しやすく、においの原因にもつながります。

もちろん、身体から流出するミネラルが多くなってしまうので、

熱中症などのリスクも高まってしまいます。

 

病気ではないのに、

ベタベタした悪い汗をかく場合は、

汗腺の活動が低下していることが原因になります。

良い汗をかくためには、汗腺を鍛え、目覚めさせることが必要なのです。

 

汗腺を目覚めさせる方法の一つに入浴があります。

暑いからと言ってシャワーだけで済まさず、湯船につかるようにしましょう。

特に半身浴は汗をかくことに有効。

半身だけお湯に浸かることで、

お湯に浸かっていない部分で汗を蒸発させることができるのです。

 

もし、においが強いべたべたした汗をかきやすい場合でも、

健康であれば、汗腺を呼び起こしていくことで汗の質は変わります。

お風呂で、悪い汗によって増えた雑菌も洗い流しましょう。

 

もちろん、風呂上がりには失った水分は補給しましょう。