こんにちは。
糸島薬局の古賀です。
今年もゴールデンウィークに入りますね。
飛び石連休ですが、長い人だと明日から10日ほどお休みになるようです。
旅行やレジャーの予定の方もたくさんいらっしゃるかと思います
さて、ゴールデンウィークを抜けたころに多くなるのが「五月病」。
正式な医療用語ではありませんが、
精神的な憂鬱、集中力の低下、いらいら、ぼーっとするなどのものから、
肉体的にはだるさ、肩こり、不眠、食欲低下など、様々な症状があります
以前の記事などで触れていましたが、
春は「肝」の季節。
特に5月におきやすいのは、漢方でいうところの肝の失調がおきやすいからです
春は、漢方的には肝の季節とされています。
肝は「気」「血」「津液」が体の各所にスムーズに流す働きを担いますが、肝の働きが乱れるとこれらが滞った状態になってしまいます。
4月からの新生活で緊張している間は、肝の働きでなんとか身体を踏んばらせるのですが、連休で緊張の糸が切れると溜め込んだ疲れを解放してしまって、肝の働きが乱れやすくなります
五月病を起こす主な原因は肝気鬱結(かんきうっけつ)によるとみることが出来ます。
普段からのびのびとした生活を心がけ、ストレスを持ち越さないことが大事ですね。
休みが続くと、生活のリズムが崩れてしまいがちです。
まずは規則正しい生活を心がけ、睡眠をしっかりとり、
自分のリズムを崩さないようにしましょう