糸島薬局の古賀です
今月に入ってから
全国的にインフルエンザが猛威を振るっています
福岡でも都市群を中心に
流行が拡大しています
予防はしっかりされているでしょうか?
もうすっかり冬の代名詞ともなったインフルエンザですが
口呼吸と鼻呼吸の違いで
インフルエンザの罹患率が変わってくるようですよ


口呼吸はインフルエンザ感染のリスクが高いって知っていましたか?
口呼吸の習慣がつくと
細菌、ウイルス、アレルゲンなどの異物がそのまま取り込まれてしまいます
また
そうし た異物と一緒に乾燥した冷たい空気が直接身体に入りこんで
口腔やのどが乾燥してしまいます
のどの粘膜は乾燥に弱く
のどが乾燥するとインフルエンザウイルスに対する免疫力も低下してしまうのです

一方、鼻呼吸の場合
フィルターである鼻毛や鼻水などが異物をある程度ブロックします
そして
鼻腔内には多くの毛細血管があり
吸い込んだ空気に湿気を与えます
ヒトの鼻では1日約1Lもの水分が分泌されているそうです
そして空気そのものもあたためるため
鼻で吸い込んだ空気が喉の奥に行く頃には
湿気を多分に含み
体温付近にまであたためられた空気になるそうです

鼻の組織は人体の持つ自然のマスクのようなものなんですね
普段からキリッと口を閉じ
各種予防も用いてインフルエンザから身を守りましょう
