どうも、こんにちは。







三吉です。








みなさんの南米・ウルグアイの印象はどんなものですか?








おそらくみなさんが考える「南米」のイメージとは遠くかけ離れているのが現状です。








南米の中でも生活水準が安定した、実に近代的な国である。








と、インターネットなどで調べると出てくる。









本当にそうか?








確かに街は整備され、ビルやショッピングセンターが立ち並び、近代的な街並みができている。









じゃあ人々の生活は豊かなのか?









現在ウルグアイという国はたくさんの問題を抱えている。








その中でも毎日のように肌で感じるのが「貧富の差」。









一部の裕福層は信じられない生活を送っていて、高級車に乗り、年に何回も海外旅行にいったりしている。









彼らは熱心に働き高い税金を国に納めている。









じゃあ残された大多数の人たちはどうか。









上がり続ける物価に困惑し、毎日の生活をギリギリのところで過ごしている。









その影響で何が起きているか。治安の悪化、拳銃の充満、ドラッグ、強盗、殺人。









世界で一番貧しい大統領と言われているこの国の大統領は、そんな貧困層に現金、住居などを提供(格安にしたり)している。裕福層の払った税金で。









彼らはどうするか?








もらった現金でドラッグを買い。住居の中の水道、トイレ、ドア、金になるものを売りその場をしのぐ。









はっきり言って、この国がどうなろうが自分は興味がない。









でも、そういった大人たちのせいでたくさんの子供たちが苦しんでるのを目の前で見ている。









自分の所属するBoston・Riverのユース、ジュニアユースの選手の中には、練習の合間に仕事をし、学校に行く時間がない選手がたくさんいる。









15才で「自分が働かなくちゃ家族が食べていけない」とサッカーを続けられなくなった選手もいる。練習後にバスの中でパンを売ってる子供や、道に設置してあるゴミ箱をあさってペットボトルを回収している子供もいる。









自分が使わなくなった服や使い古したスパイクを補修して喜んで使ってくれる。








自分があげたボロボロのスパイクで「スパイクがミズノだから(ミズノはこっちでは貴重)ゴールできた」と報告してきてくれる選手がいる。








ウルグアイにはたくさんの素晴らしい選手がいる。それと同時にたくさんの才能が生活のために夢を諦めている。









そのせいで、将来観れるはずの心に残るワンプレーが観れなくなるかもしれない。









去年日本でプレーし、どれだけ自分が恵まれた環境でサッカーをしてきたのかを再確認しました。








一人のサッカー選手として、一人のサッカーファンとして何かできることはないか。









そして今回、自分の母校である国士舘高校サッカー部にお願いして、使わなくなったボール9つを提供していただきました。








その提供していただいたボールのうち5つを自分の現在所属するBoston・Riverのユース、ジュニアユースに寄付させていただきました。








トップチームで使い古したボールをユース、ジュニアユースで使い回している状態だったのでとても重宝しています。









国士舘高校サッカー部のみなさま、本当にありがとうございました。









$年末なのでブログ始めます。

写真はチーム会長と。









残りのボール4つは別の団体に寄付予定です。
この活動に協力していただける団体、チームがありましたらご一報お願いします。










ではでは