これは4月23日の記事。
大田区の区立小学校で4年の間に600万円もの使途不明金があった。
こういう事例は時々あるのだが、今のままなら今後も起こるであろう。
ここでそういうことが起こる原因を検証したい。
また1人の人に会計を任せていることが多いので出金の際は、2人以上の目を通すべき。そうすれば使途不明金が発生するのを防げるはず。
これは、PTAに限った話ではない。
会社でも不正経理事件を度々聞くが、経理部長など1人だけに現預金の管理を任せているからこそ不正が起こる。(ほとんどの例は、ギャンブルなどで借金を背負って、その穴埋めに持ち出したりだが)
また今後そのようなことが極力起こらないための工夫としてPTAの役員を募集するときに集まった会費の中からどこまでは飲食費を負担してあげても良いかなど予め枠決めをしたうえで、募集をするべきだと思う。1回の集まりに対して昼なら1人2千円までとか夜なら1人4000円までなどでも十分なだけに。
そうすれば会費を払う児童の親も納得できるし、使途不明金もなくなる。
近年は、共働き世帯が増えたこともあり、PTAの役員のなり手が減っている。
またPTAの役員を務めることはかなりの時間と労力が必要であるので、ある程度の見返りは必要だと思う。
各自治体に今後のPTAの運営を円滑に行うためにも見返りを与えることを検討していただきたい。