今日ネットでかつての名レスラー木戸修が亡くなったことを知り、残念に思った。
新日本プロレス50周年記念大会にも顔を見せないなど最近は表舞台から遠ざかっていたため体調を心配していたが、73歳は早いと思う。
木戸は長年中堅クラスのレスラーだったが、84年にUWFへ移って以来技術に磨きをかけて台頭し、第1次UWF崩壊後前田等と共に新日本プロレスに戻ってからは5対5イルミネーションマッチなどで本領を発揮していた。前田などが第2次UWFを旗揚げしても新日本プロレスに残り、引退まで持ち味を発揮していた。
UWFにも属したこがあるだけに脇固めなどの関節技や木戸クラッチなどのテクニシャンぶりが印象深いが、今は亡き横浜文化体育館へ見に行った2001年の引退試合(その後上井ステーションの興行に出たことがあるが実質それが引退試合)が最も印象に残っている。
首の怪我でレスラーを断念した兄の意思を継ぐためレスラーになったが、引退試合の後の挨拶でもそのことを話していたが、人柄の良さを感じた。
猪木と山本小鉄と藤波と4人で鏡割りをしている写真は今でも頭に焼き付いているが、新日本プロレスの旗揚げ時のレスラーがまた1人旗揚げ時の選手が亡くなってしまった。
ご冥福を祈る。